離婚の理由と原因 夫の子どもに対する意識の低さと身勝手な行動。
子どもの有無 1人
アドバイス 離活で学んだあとに、離婚協議をはじめる。この順番が重要です。

離婚を決意して行動したこと

私が離婚を決心した理由は、夫の子育てに対する姿勢と親としての自覚の欠如を痛感したことです。

子供が生まれてからは180度人格が変わるかのような態度と自宅にも帰って来ず、子育ては私だけが行う状況になっていました。

さすがにこんな人とはこれから結婚生活を続けていくことは不可能に近いと判断し、離婚を決意しました。

離婚する、離婚したい気持ちに先立ち、私は様々な情報をインターネットで調べ、市の無料弁護士相談窓口に予約しました。

弁護士の先生には「離婚にあたり有利になること不利になること」、また「養育費や親権の問題」をどのように話をすすめればよいかなど、アドバイスをいただきました。

親権についてさらに調査

また離婚にあたり弁護士に依頼すると費用もかさむため、私は家庭裁判所に問い合わせして、離婚調停の申請の仕方なども聞きました。

そして親権については、「長い時間を共にするであろう、まだ小さい子供がいる場合は親権を取得するのは母親になることがほとんどである」いうことでした。子供はまだ1歳なので、条件はほぼクリアしていました。

また養育費については、誰でもできるだけ多くの養育費を希望しますがが、金額に折り合いがつかないで折れない場合は離婚自体が長引いてしまうことも多いようです。

そのため養育費は、無茶な金額を望まずに妥当とされる金額がベストのため、夫の年収に見合う養育費を調べておきました。

離婚前に仕事をはじめる

やはり女手で子供を育てていくには、経済的な不安がない訳ではありません。そのため私は離婚が成立していないうちに、フルタイムで働く場所を探してました。そして保育所に申請を出して、子供を保育所へ預けて働き出しました。

運良く見つかった就職先で、まずは3カ月間働いてみて仕事が自分にできるものかをしっかりと働く中で確認していきました。大変なことも多く、でも自分の人生をしっかりと子供と共に生きることを思えば、難があろうと頑張れる自分がいることも確認できました。

離婚調停を申請

給与を頂き、自分と子供の2人でなんとか生活できることもわかってきた頃に、私は事前に調べていた通り、離婚調停を申請しました。

相手がなかなか離婚を認めなかったため、6回も離婚調停を行いました。調停の最中、夫は離婚を拒みましたが、やっと離婚することができました。

相手は「家に帰らず、子育てにも非協力的、その状況の中で結婚生活を続けていく意志が本当にあるのか」を問われていたようで、どうも本人は口先ばかりだったため、調停委員の方たちへの心象もあまりよくなく、最終的には私の思う通りになりました。

離活のすすめ

今、離婚を考えている方は、まずは自分で稼げる仕事を見つけてから離婚を切り出すことがポイントだと思います。仕事なくして離婚は、経済的不安を抱えたままで離婚協議を行うことになってしまいます。

これでは自分の要望や主張を通すことが難しくなってしまいます。例えば相手に「どうやって子どもを食べさせていくんだ?」と聞かれた時に、「私が働いたお金です」と自信を持って言えることはとても大切だと思います。

まずは離婚後に自立できる環境を整えてから離婚協議に臨むことで、離婚後の良い条件も勝ち取れるのではないでしょうか。