離婚後の賃貸探しは、独身時代と同じにはいきません。
特に専業主婦の場合は、賃貸物件を借りるのは非常に困難です。

離婚後の住まい探しって、どうすれば良いのでしょうか?
独身時代にも家を借りたかもしれませんが、離婚した後は状況が変わります。

離婚した後に、どうやって家を探すのか? その方法をご教授したいと思います。

離婚後の家探しの流れ どうやって家を探せば良い?

  1. 不動産会社に行く
  2. 引っ越す物件を決める
  3. 不動産会社が審査を行う
  4. 保証人申請(保証人審査)
    保証人がいなければ、保証会社が保証
  5. 不動産契約
  6. 引っ越し

離婚後の家探しの流れは、基本的には独身時代の家探しの方法と変わりません……専業主婦だったり、収入が不安定だったりしなければ。

離婚後、専業主婦だったり、パートやアルバイトで収入が不安定だった場合は、家探しの難易度が跳ね上がります!

さらに母子家庭になってしまったら、家賃の支払いが難しいと判断されてしまうため、特に家を借りることができませんので、注意が必要です。

それでは離婚した方が、家を借りるまでの流れをそれぞれ詳しく説明します。

1.不動産会社に行く

まず賃貸物件を探すためにも、不動産会社へ向かいましょう。

最近ではインターネットやアプリからでも、賃貸物件を探せますが、いわゆる「見せ物件」が多く。
実際に借りる物件を探すためには、いくつか不動産会社を探す必要があります。

また不動産会社の中には、たとえ収入が不安定だったとしても、アナタにちょうど良い物件を探してくれる親切な会社もあります。
まずはいくつもの不動産会社に足を運ぶことから、はじめましょう。

2.引っ越す物件を決める

不動産会社に良い物件を見つけてもらったら、その中でも自分にあった物件を決めましょう。

この段階で、本格的な契約をするために次のものが必要になります。

  • 実印
  • 身分証明書(免許証や保険証など)
  • 住民票(入居者全員のもの)
  • 印鑑、印鑑証明書(自治体発行)
  • 連帯保証人の身分証明証※
  • 連帯保証人の個人情報(保証人の住所、年収、勤め先など)※
  • 連帯保証人の承諾書(連帯保証人の判子が必要)※

※UR賃貸物件は、連帯保証人が不要なこともある

仮契約のために上記の書類が必要になります。
良い物件を他の人に取られないためにも、予め上記の書類を準備しておきましょう。

3.不動産会社が審査を行う

不動産物件を決め、仮契約を行い。先の書類を不動産会社に渡したら、不動産会社と契約している審査会社が家を借りる人の審査を行います。

ほとんどの場合は、数日から1週間ほどで審査が完了し、次のステップに進みます。

しかし、離婚した後の状況によっては審査が通らないこともあります。

どうして?離婚した後に審査が通りにくくなるケース

  • 借金(ローン)がある
  • 収入が不安定である
  • 保証人がいない
  • 子どもがいる

離婚したからと言って、すべての方が家を借りにくくなるワケではありません。

しかし、多額のローンが残っていたり、専業主婦だったり、小さなお子さんがいて収入が不安定だったり。あるいは、離婚した状況にもよりますが「保証人がいない」というケースは、離婚した後の不動産審査が厳しくなる可能性があります。

もちろん、借りられる物件にもよりますが、上記のどれかの条件を満たしてしまうと、良い条件の物件に借りられないこともあります。

3.保証人申請(保証人審査)

不動産会社が審査を行った後は、保証人の申請を行います。

不動産会社の審査と同じく、外部の会社が保証人として申請された方が「保証人として問題ないか」を審査します。

不動産会社が審査を行った後は、保証人の申請を行います。

なお、天涯孤独な方やなんらかの理由で保証人がいない――という状況だと家賃代がやや割高になりますが保証会社が借り主の保証を行います。

4.不動産契約

物件が決まり。会社が審査を行った後、保証人申請も終わって書類や提出物に不備がなければ、最終的な不動産契約を結びます。

不動産契約の際には、次のものが必要になります。

  • 実印
  • 身分証明書(免許証や保険証など)
  • 住民票(入居者全員のもの)
  • 敷金、礼金(不要なこと
    もある)
  • 家賃の前払い(現金か振り込み)

引っ越す物件を決め、仮契約と審査を行う際に必要な書類とほとんど同じですが、異なるのは「敷金、礼金」「家賃の前払い」が必要だということです。

離婚して、引っ越すだけでもお金と精神をかなり消耗しているのに、ここに来てさらに多額なお金が必要となります。

引っ越す物件によっても、それぞれ必要な費用は異なりますが、手元の現金が目に見えて大きく目減りするのは、金銭的にも、心理的にも大きな負担です。

敷金、礼金、前家賃……離婚してお金がないのに、どうすれば?

離婚して、収入が不安定な状況でお金がないのに、引っ越し代はもちろん、敷金、礼金、前家賃なんて払えない!

そういった状況に陥ってしまったら、お金を借りたり、借りる物件の質を下げるしかありません。

  • 売れるものはすべて売る
  • ランクの下がる家を借りる
  • 借金をする

離婚をして、今の家に住めなくなったら、いろんな意味でお金がかかります。

しかし、離婚後の収入が不安定になると、思い出のものを売ったり、自分の希望の物件への引っ越しすらままならなくなってしまうだけでなく。借金を抱えるリスクすらあります。

6.引っ越し

不動産契約を結び、敷金、礼金、前家賃など支払うものを支払ったら、やっと引っ越しに移れます。

不動産会社や状況によっては、契約が前後することもありますが、基本的な離婚後に家を借りる流れはご紹介したようになっています。

離婚後の家探し、引っ越しの負担は想像以上にたいへんです!

子どもがいない共働き夫婦なら、人生の再スタートはそこまで大変ではありません。

しかし、専業主婦だったり、子どもがいたりする場合は、家を探すことすら、非常に困難になります。
不動産会社から見たマイナス要素が働いて、お子さんがいる場合は学区が変わる、あまり良くない物件への引っ越しを余儀なくされることだってあります。