「離婚したけど、今まで通りの家に住みたい」という方におすすめしたい方法が「リースバック」です。

「リースバック」とは離婚した後の家を不動産会社などの第三者に購入してもらい、今の家に住み続ける方法です。

離婚した後に「財産分与を行い、不動産を処分する」という方は少なくありません。

しかし、子どもがいたり、経済的に引っ越すのが難しかったりする際には、どうすれば良いのでしょうか?

その答えが「リースバック」です。

具体的に、なぜ離婚した後の住まいの確保方法としてリースバックが良いのかをご説明させて頂きます。

□ リースバックによる売却可能
□ 離婚問題の専門分野満足度『97.2%』
□ 弁護士への相談が無料
不動産の売却相談なら『いえカツLIFE』まで。

【リースバックの仕組み】リースバックで今の家に住める理由

リースバックとは先にも説明したとおり、金銭的に住めなくなった家を専門の不動産会社に売却し、その家を買った人(買い主)に対し毎月リース料(家賃)を支払うことによって今の家に住み続けるという方法です。

例えば1000万円で購入し、残り500万円のローンが残った家を財産分与をしたとしましょう。(つまり借金が500万円あるということ)

そして、離婚して家を売りたくない場合は、家を売りたくない側が不動産会社に500万円を支払うか、自分1人で残り500万円のローンを支払うことになります。

いくら稼いでいたとしても、大金である500万をポンと出すことはできません。

また不動産会社によっては、ローンを認めず「連帯保証人」や最終的に「不動産の差し押さえ」を行う場合があります。

つまり、端的に言えば「残り500万円のローンを一括で支払わない限り、離婚した家を失う可能性がある」ということです!

しかし、リースバックを使えば、本来一括で500万円を支払わなければならない家を特別な不動産会社に買ってもらえますが、手元に家は残ります。

なぜなら、アナタは今の家に賃貸物件として住むことになるからです。

今まで住んでいた家を不動産会社に家を売り、その家を買い主がアナタに貸す。アナタは家を売ったお金を手にし、さらに今の家に賃貸物件として住んだまま暮らすことができる。

これがリースバックの仕組みです。

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【リースバック3つのメリット】離婚した後も住み続けられるだけじゃない!

  1. 離婚してお金がなくても、お金がもらえる
  2. 確実に今の家に住み続けることが出来る
  3. 引っ越さずに済む(子どもの学区を変えずに済む)

リースバックは、不動産を売って大きなお金を手にし。さらに今住んでいる家も失いません。

しかし、リースバックのメリットはそれだけではありません。

1.離婚してお金がなくても、お金がもらえる

離婚の原因は、人それぞれです。

ただ浮気などによって、慰謝料の支払いを請求された場合は、その分の慰謝料をなんとかして支払わなければいけません。(状況によっては財産分与ができないことも)

また専業主婦だった際には、仕事を探すまで無収入の期間が続くため、まとまったお金が必要になることだってあります。

でも、リースバックなら不動産を売った分のお金を手に入れることが出来るので、離婚後にお金で困りません!

2.確実に今の家に住み続けることが出来る

離婚後の状況によっては、元配偶者から不動産の処分をされてしまうことがあります。

元配偶者が家を譲ったとしても、ローンがある場合はローンを支払わなければないし、ローンの支払には「連帯保証人」がいります。

また銀行側が「支払い能力なし」と判断した場合は、ローンが通らないだけでなく、最悪の家を差し押さえられてしまうことがあります。

しかし、リースバックなら不動産を売って、ローンを支払うことができるため、連帯保証人もいらないですし、銀行から差し押さえられることもなく、確実に今の家に住み続けることができます。

それに将来的(老後など)にも今の家に住み続けやすくなります。

3.引っ越さずに済む(子どもの学区を変えずに済む)

リースバックで今の家に住み続けられるということは、引っ越さずに済むということです。

職場を変える必要もないですし、子どもがいる場合は引っ越しをせずに済むため学区も変わりません。

職場や学区を変えずに済むため、周りに「離婚した」という事実がバレないことがあります。

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□ 離婚問題の専門分野満足度『97.2%』
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リースバック3つのデメリット トータルで考えると高くつく?

  1. 売却価格が周辺相場よりも安い
  2. 毎月のリース料(家賃)が周辺相場より高くなる
  3. 買い戻しする場合は、売却価格よりも高くなる

リースバックは「大金が入る」「今の家に住み続けることができる」という大きなメリットがありますが、デメリットもあります。

1.売却価格が周辺相場よりも安い

リースバックを利用した場合、どうしても売る側は立場が弱くなってしまいます。

売却額が相場の半額以下になるということはありません。

ただ500万円で本来売れる家が、450~400万円でしか売却できない……ということはあります。

どちらにしても、資産価値で考えると手痛い出費であることに変わりありません。

2.毎月のリース料(家賃)が周辺相場より高くなる

実質的には家を売り、売った家を「リース(賃貸)」という形で住み続けます。

「1.売却価格が周辺相場よりも安い」と同じく、やはり借りる側は立場が弱いため、毎月のリース料(家賃)が高くされます。

しかし、この場合も周辺相場が5万円なのに、リースバックだと10万円になるというようなことはありません。

リースバックを利用して家賃は上がりますが、せいぜい8~10%上がるだけで、5万円で借りられる家が5.4~5.5万円になり程度です。

3.買い戻しする場合は、売却価格よりも高くなる

「今の家をいずれ買い戻したい」という場合は、通常の価格よりも高くなってしまうことがあります。

例えば、1000万円で売った家を買い主から家を買い戻すなら、1100~1200万円で買い戻さなければならなくなります。

※本記事に書かれている記載金額はあくまで目安です。

リースバックを利用して、離婚しても今の家に住み続けられる!

離婚をして、生活を立て直すのは大変です。

生活は一変するし、お金はかかるし、精神的にも大変です。その上、新しい家を探して引っ越さなければならないとなったら、生活の立て直しは、もっと困難になります。

しかし、リースバックを利用すれば、お金も手に入るし、今の家に住み続けることだってできる。

離婚したとしても、少ない負担で生活を立て直すことができるのが、リースバックの最大のメリットなんです!

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