離婚の理由と原因 夫の子育てに非協力的な姿勢。
子どもの有無 1人
アドバイス 離婚が成立しない場合は、弁護士に依頼するのがベストな選択の時もあります。

私が離婚を決めたのは30歳の時です。子供は1歳半の頃でした。夫は会社員で私は主婦、夫の年収は400万円代です。

子育ての考え方が違う

離婚を考えた原因と理由は、夫の育児に対する考え方が自分とは明らかに相違していたことです。

また子供を可愛く思う態度や素振りもなく、子供と接することをしなかったことや、子供の夜泣きを日々うっとうしそうにしていたことで、子供の父親としてふさわないと思えたのです。

親権は主張

実際に離婚を切り出した時は、あれほどに子育てに非協力的な姿勢や態度であったにも関わらず、親権を強く主張してきました。

また養育費に関しても自分の生活もあるからと、本当の最低限の金額の3万円とすることとなりましが、親権養育費、面会交流について取り決めたことを離婚協議書にまとめました。

離婚に考えが至るまでに、子供の将来について真剣に考えました。やはり子供が大きくなるにつれて、養育費はかさんでいくので、理想としては子どもが高校、大学に進むまでの養育費の取り決めができると良いでしょう。

私の場合は、夫はあまり子どもの将来について興味も示さず、自分のことを最優先にしている為、先々で当てにすることもできないと思いました。

弁護士に依頼

しかしせっかく話し合いで離婚を決めたにも関わらず、最終的に夫はなかなか離婚に応じなかったのです。

そのため離婚調停を申し立てましが。調停での話し合いにも出向くこともなく、一向に離婚へ進むことができなかったので、私は少しお高くても弁護士に依頼することを選択しました。

これほどに初めての育児に奮闘している状態を目の前で見ているにも関わらず、何の手も差し伸べることもなく、たった1人で育児をこなしてきた私の精神状態も本当に辛かったです。

まだ言葉で会話できない子供を育てる私自身も、とにかくストレスと自分の体力の限界も感じていたのかもしれません。

弁護士の先生に依頼すると、話はスピードを上げてとんとんと離婚に向けて進んでいきました。こちらの言い分が通ったこともあり、何度か弁護士を通して話し合い、折り合いのつくところで決着をつけました。

弁護士費用は90万円ほどかかりました。決して安い金額ではありませんでしたが、私はとにかく新しく気持ちも切り替えて生きていきたかったので、このような選択をしたことは後悔していません。

むしろ、離婚するまでダラダラと何年もかかってしまうことの方が、私自身、精神的な負担となる為、半年ほどで離婚することができたことを良かったと思っています。

経済的な不安

反面、正直なことを言えば経済的な不安は大きく残っています。まだ子供は小さいので、今は自分が必死に頑張ればどうにか生きていけると思います。

しかし子供が大きくなるにつれ、経済的な問題が出てくるであろうと、それについては自分がこれからしっかりと働かなければいけないと強く感じました。

離婚が良いものか悪いものかは、これからどう生きていくかをしっかりと見据えていれば、きっと楽しく生きていけると思います。

金銭的な不安はこれから少しずつ解消していけるよう、自分なりに努力すれば、今の婚姻関係を続けるよりもよっぽど幸せだと思います。

お互いの妥協も必要であり、意見をのむことで早くに離婚成立する場合もあるので、その辺りをしっかりと考えてみられると良いと思います。