離婚の理由と原因 夫の不貞行為、ギャンブル、モラルハラスメント。義母との人間関係。
子どもの有無 3人
アドバイス 離婚調停は調停員に誠実に礼儀正しく接することで良い印象を持ってもらいましょう。

私が次女と長男をつれて別居を始めたのが43歳の時でした。その時の子どもたちの年齢は、長女が16歳、次女13歳、長男12歳でした。

なかなか決断できなかった離婚

結婚当初からの義母の嫌がらせ夫の不貞行為、ギャンブル、モラルハラスメントにより私は鬱状態にありました。それでも離婚して子供たちを抱え生活していくことへの不安や子供たちと離ればなれになるかもしれない不安から離婚を決断できずに居ました。

しかし夫からの離婚の申し出があり、別居して離婚のことを考えるになりました。別居して2年、食欲も少しずつ戻り、不眠も薬を止められるほど改善してきました。そして精神が安定したところで離婚を決意したのです。

義父母からの嫌がらせや夫からのモラルハラスメントなどを見ていた子供たちも離婚に賛成してくれたことで離婚を決意しました。

私から離婚調停申し立て

離婚を決意する前から弁護士から電話でアドバイスを受け、インターネットで離婚問題の情報を収集したり、相談に乗ってくれる司法書士も見つかりました。

親権、慰謝料、養育費、年金分割、財産分与など離婚問題について、しっかりと把握してから離婚調停の申し立てができました。そしてお金のない私に格安で相談に乗ってくれた弁護士、司法書士、臨床心理士に支えられました。

調停委員を味方にする

以前、金融機関に勤めていた私は、調停・訴訟等の経験もあり、裁判所出頭時の心得がありました。私の経験からですが、調停は調停委員で決まると言っても過言ではありません。

清楚な服装、化粧は控えめ、ノーアクセサリーで出頭します。後は、誠実に受け答えを行い調停委員を味方にして、ほぼ私の要求が通りました。

離婚後の生活を守るため

相手ともう話をするのもいやだからと、養育費なども決めないまま離婚してしまうと、離婚後に多くの方が経済的においつめられてしまっています。

慰謝料、養育費、年金分割、財産分与などをしっかりもらうためには面倒でも口約束では無く、調停で決めるか、公証役場で離婚協議書を公正証書に作成してもらいましょう。

ちなみに私は、離婚協議案を夫に渡したのですが、却下されたので調停を申し立てました。

離婚してよかったこと

あんなに辛かった日々も嘘のように幸せな毎日を送っています。なぜ、もっと早く離婚しなかったのだろうと今更ですが反省です。いえ、もう関係ないのであまり考えることもないですね。

子供たちも、不登校などの問題を抱えていた時期もありましたが、すっかり大人になりました。まだ、学生ですがしっかりと夢を持ち勉強しています。

変化を恐れない

幸せだった過去にしがみつき、変わることを恐れていては前に進めません。変化を受け入れ、新しいことにチャレンジしていくことが刺激になり成長を促してくれると思います。

子供からお父さんを奪うのがかわいそうなんて考えは自分の思い込みだと思います。お母さんの心からの笑顔が子供たちに安心感を与え、幸せな気持ちになれるのだと確信しています。

結婚も、離婚も尊い経験でした。現在私は50歳、成長できた気がします。まだ、まだ、これから人生を楽しみます。