離婚の理由と原因 相手の不貞行為。
子どもの有無 1人
アドバイス 相手の不貞行為が確実ならば、証拠集めが重要です。

妻の浮気が発覚して離婚を考える

妻が浮気をしていることがわかり、探偵を雇って浮気の証拠を集めることが私の離婚準備ははじまりました。

私がまず行なったことは、男親が親権を獲得することは難しい現実があると聞いていたため、弁護士からアドバイスを受けることでした。

なぜなら3歳の子供がいたため、どうしても親権を取得したかったからです。

そして弁護士のアドバイスを参考に、親権、養育費、財産分などをあらかじめ私の言い分をまとめておきました。

また妻の浮気は確実にわかっていましたが、まずは見て見ぬふりをして法的に解決できるような準備を水面下で整えていました。

妻とは以前から折り合いが悪く、妻のほうが発言力が高いことや、私が妻の実家に住んでいることから、夫婦のパワーバランスが崩れていると感じていました。

妻はいつも強気な発言をして意見を曲げないタイプだったので、浮気を簡単に認めるとは考えられず、話し合いがもつれると思ったので、まずは証拠を集めるために探偵を雇ったわけです。

まずは協議離婚を提案

浮気の証拠集めが終わった時点で、私は妻と義父母を呼びだし離婚を切り出しました。

もちろん妻が浮気をしていると話したので、離婚の条件として親権を私が持つこと、住宅ローンをはずすこと、養育費を支払うことなどを提案しました。

妻はその条件を聞いて、案の定浮気を否定して離婚することはできないし、例え離婚したとしても条件をのむことはできないと私の要求をはねのけたのです。

私は想定していた通りの答えを聞いて、すぐに家庭裁判所に行き、離婚調停の手続きをとったのです。

調停の手続き

まずは家庭裁判所に行って相談室に入り、資料をもらいました。複写式の調停手続き案内書や説明事項が書かれた資料をもらって、自宅に帰ってからすぐに記入しました。

そして翌日には必要書類を揃えて、家庭裁判所に行き、届け出をして調停の準備を整えました。

もちろん、妻には調停のことを告げましたが、妻はそれでも浮気を否定していて納得がいっていない様子でした。

しかしこちらには水面下でそろえた証拠があるため、確実に調停で私の要求がとおるであろうことを予想していました。

3回の調停で決着 要求がほぼ通りました

調停は合計3回で決しましたが、決め手はやはり探偵に依頼してとった浮気の証拠でした。

妻は調停に呼ばれても当初は浮気を否定したようですが、私の主張の番になって浮気の証拠映像や写真を調停委員に提示したところ、調停委員さんたちの印象が決まったようです。

妻が嘘をついていることがわかり、浮気の事実があったこと、さらには常習的に浮気をしていたことが発覚しました。調停委員はこの事実を鑑みて、私の主張をほぼほぼ受け入れて頂き、妻に提示しました。

もちろんこれでモメるようなら裁判も辞さない考えでいることを告げたので、妻は納得せざるを得なかったようです。

要求が通って離婚成立

私の要求どおり、私が親権をもち、住宅ローンをはずしてもらい、養育費は月4万円という内容で決着がつきました。もちろん2人の共有財産は配分しましたが、慰謝料を請求しないかわりに預貯金を私が多くとるということに決めました。

また調停で決めたことですから、養育費の支払いが滞ったりしても法的な拘束力があるため、妻からは支払いがなされるでしょう。

事前の法的手続きの準備や、実際の調停手続きな、私の読みどおりに事が運んだので安心して離婚協議を進めることができました。

仕事の傍ら家庭内のトラブルで時間や手間を取られたのは大変なことでしたが、だらだらと当事者間で話し合いをするよりも、離婚調停で決着をつけてよかったと思っています。