離婚の理由と原因 性格の不一致。
子どもの有無 1人
アドバイス 弁護士を依頼する精神的なメリットは計り知れないほど大きい。

離婚はしないと話をしない夫

離婚を意識しだしたのは離婚する2年前です。

しかし当時私はパートしかしていませんでした。また小さな子供が2人いたこともあり、自分の気持ちを押し殺して生活するしかありませんでした。

そんな時、職場から勤務時間の延長を提案されました。時間が増えると扶養を外れ、給料も高くなりボーナスも出ます。もちろんその提案を受け、離婚への準備を開始したのです。

しばらくは無駄遣いをせず出来る限り貯金して、ある程度お金が貯まったところで夫に離婚を申し出ました。

夫の反応は、「何を言っているの?パートでやっていけるわけないでしょ。」とまったく相手にしてくれず話も聞いてくれませんでした。

そこで、私は強行手段に出ました。子供2人を連れて家を出たのです。

夫はもちろん激怒して嫌がらせメールや電話が毎日のようにかかってきました。しかし離婚の話はまったく聞こうともしないので、離婚の話はまったく進みませんでした。

このような状態でしたので、別居中の婚姻費用をもらうことができませんでした。そこで弁護士を頼むことにしました。

調停の申し立て

弁護士さんに間に入ってもらい離婚の話を進めようと思ったのですが、やはり夫は話も聞かない状態でした。

そのため、弁護士さんと相談をして離婚調停を申し立てることにしました。離婚調停の申し立ては弁護士さんと一緒に行いました。

家庭裁判所に書類をもらいに行き、弁護士さんと話をしながら書類を書いてもらいました。

申し立て書類も弁護士さんと一緒に家庭裁判所に提出に行きました。

第1回目の調停、第2回目の調停で婚姻費用の決定

第1回目の離婚調停の日、夫は調停に来ませんでした。書類はきちんと自宅に届いていたはずです。

欠席や日にちの変更の連絡もなく夫が来なかったため、家庭裁判所から夫に電話連絡がいったようですが怒って電話を切ってしまったようです。

その日はとりあえず中止ということになり、第2回目調停の日程だけ決めて帰りました。

その後弁護士さんが夫に調停に無断で欠席することはよくないと説得をしてくれ、しぶしぶ夫は調停に来ることを約束しました。

第2回目の離婚調停、夫は約束通り来ましたが、夫は離婚に関してはまったく同意をしませんでした。

ですが、法律的に婚姻費用を支払うことは義務とされているため夫は婚姻費用を払うことに同意しました。

第3回目の調停で決着、親権、養育費、面会の決定

第3回目の離婚調停の日、夫はやっと離婚に同意をしました。

しかし親権は譲らないの一点張りでした。現実的に、夫が親権を取得したとしても、夫は子供の面倒を見ることはできないでしょう。

そのため調停委員の方が夫を説得してくれ、半ばやけくそで夫は離婚と親権を譲ることに同意をしました。

そしてそのまま養育費を決めることになりましたが、親権を渡すとなるとお金を支払いたくないと思ったのか養育費はかなり少ない額を提示してきました。

私は離婚ができて子供たちの親権をとれるならばそれで満足だったので、養育費は夫の言う額で同意をしました。

弁護士を頼むのもひとつの手

弁護士さんを挟まずに離婚の話をしていた時は、お互い感情的になってしまい話はまったく進みませんでした。

ところが私も夫も弁護士さんや調停委員の方になら冷静に話しをすることができたため、離婚が成立したのだと思います。