離婚の理由と原因 | 夫の不貞行為。 |
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子どもの有無 | 2人 |
離活の重要性 | インターネットで法的知識を得ることも大切だけど、相談できる「人」を見るけることも大事。 |
心のどこかで無理と感じていた頃
第2子が生まれた頃に夫が会社での昇格試験に合格しました。昇格することで収入は高くなりましたが、その頃から夫の態度が変わりはじめたのです。
夫は酒浸りで、帰ってこない日も月に何日もありました。
そして自分のことは俺様で、金使いも派手になり、私が何を行っても耳を貸さない夫に対して、二人の子どもを抱える私は不安で一杯でした。
そして私と子どもは実家に戻り別居をすることになりましたが、夫が家族と暮らしたいと言ったため心機一転、新居を借りて家族揃っての生活を始めました。
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離活のきっかけは離婚本
ところが一緒の生活に戻ってしばらくすると、夫が浮気していることが判明しました。
このとき離婚を吹っ切れずにいた私の中にはっきり離婚という選択が浮かびました。
その時、近くの本屋で見つけたのが、「離婚の時に読んでおく本」でした。買うときはすこし恥ずかしかったのですが、すごく読みやすく、具体的な将来設計表の書き方もありとても参考になりました。
そしてこの本を読みながら慰謝料、養育費を計算して、それ以外に自分の貯金を足して、子供を18歳まで育てるのに必要なお金も算出しました。
離婚調停が始まりました。
夫との離婚協議は一向に進む気配がなかったことから、調停で離婚の話し合いを進めることになりました。
離婚調停はだいたい三回程度で決着すると何かで聞いていたのですが、私の場合は何回調停をしてもなんの進歩もありませんでした。
そして私は体調を崩してしまい、心療内科にかかることになってしまいました。
そこで心理士さんが、調停専門にカウンセリングをしてくださるとのことでした。やはり調停は心理戦なので、心のお医者さんがいたのは心強かったです。
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まさかの裁判
そして離婚調停は五回目を迎えました。どう考えても平行線のままです。私は夫に嫌気がさし、離婚の意思は完全に固まっていたのですが、夫は別れると言ったり、やっぱり親権を取って子供がほしいと言ったり、調停委員からも「1分ごとに意見が変わるご主人で困ってます」と言われてしまうほどでした。
そこで友人を頼って離婚問題に強い弁護士を紹介してもらったのです。その弁護士とは裁判所の待合室で会いました。
その時『離婚後の家計簿』と『生活計画書』を見せると、弁護士は「あなたなら離婚してもしっかりやっていけるでしょうからから、離婚して幸せになりましょう」と言ってくれました。
その日で調停は終わり、離婚裁判へと移行することになりましたが、その弁護士はとても頑張ってくれました。
夫は弁護士をつける知識すらなかったのか、弁護士もつけずに欠席し、結果的に私の勝訴で裁判は終了ました。
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区役所の女性相談室のおかげで再スタート
離婚裁判の判決文をもって区役所にいけば、相手の判子などなくても離婚成立です。とはいってもシングルマザーのスタートに悩みはたくさんありました。
私の悩みに耳を傾けてくれたのは、区役所女性相談室の保健師さんでした。
市営団地の申し込み方、母子家庭の医療費の補助など、その場でできる申請も全て教えてくれて、学校も改名せず卒業できるよう、通称制度なども教えてくれました。
たくさんの方に支えてもらいながら
離活は、インターネットや本を読んで法律の知識を身につけるのも大切です。
でも、私にとっては、区役所や病院、弁護士などたくさんの方々がいなければ、こんな大変な離婚は乗りきれませんでした。やはり人の支えは大きかったのです。
離婚は恥ずかしいことでありません。自分からどんどん助けてくれるところに飛び込んで行くことが大切で、人の支えを築くことも離活では大切だと思います。
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