『那須塩原市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで那須塩原市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

那須塩原市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、那須塩原市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

社会福祉協議会の無料相談

社会福祉協議会で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時・会場：詳細は社協HPをご確認下さい。

問合せ先：社会福祉協議会（本所）：0287-37-5122

問合せ先：黒磯支所：0287-63-3868

問合せ先：塩原支所：0287-32-5216

DV相談

DV相談が可能です。詳細はご確認下さい。

受付日時：平日（8時30分～17時15分）

問合せ先：那須塩原市子ども・子育て総合センター

電話：0287-46-5538

婦人相談

様々な女性の悩みついて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

受付日時：平日（8時30分～17時15分）

問合せ先：那須塩原市子ども・子育て総合センター

電話：0287-46-5538

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時・会場：お問合せ下さい。

問合せ先：社会福祉協議会（本所）：0287-37-5122

問合せ先：黒磯支所：0287-63-3868

問合せ先：塩原支所：0287-32-5216

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課（戸籍係）

電話：0287-62-7133

西那須野支所市民福祉課、塩原支所総務福祉課、箒根出張所にも届け出可能です。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保年金課（国保年金係）

電話：0287-62-7129

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、大田原年金事務所までお問い合わせください。

所在地：大田原市本町1-2695-22

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0287-22-6311

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保年金課（国保年金係）

電話：0287-62-7129

那須塩原市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課（給付係）

・児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成制度

電話：0287-46-5533

◯子育て支援課（子ども・子育て総合センター）

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業

電話：0287-46-5537・5538

◯社会福祉課（障害福祉係）

・特別児童扶養手当

電話：0287-62-7026

那須塩原市の離婚事情

那須塩原市の離婚件数の推移です。

平成元年：124組
平成5年：171組
平成10年：234組
平成15年：294組
平成20年：282組
平成25年：273組
平成26年：262組
平成27年：226組

なお平成28年の栃木県の離婚件数：3,429件、離婚率は1.77です。

全国の離婚率は1.80％となります。

離婚エピソード：『長い別居の末、離婚へ』

友人の再婚した夫の話です。連れ子の一人娘が6年生の時、夫は実家に帰ったまま帰ってこなくなったそうです。

元々、35歳過ぎても実家に住んでいて、会社を営む両親にべったりなのは分かっていたことでした。

しかし、娘もなつき、よい関係を続けてきて結婚に至ったと思ったのに、遅くに初めて自立し、家庭を持ち、なおかついきなり年頃の娘を持つことに戸惑いを感じてしまった様でした。

夫は両親の仕事を手伝っているため、新居と実家が目と鼻の先にあるのも良くなかった。

だんだんと仕事帰りに実家に寄るようになり、土日でも仕事の打ち合わせと言って実家に行くことが多くなり、ついには帰ってこなくなりました。

再三帰宅を促しても、次第に連絡すら取れなくなって、すでに2年が過ぎています。

友人も、連れ子のことで引け目を感じていたので、しばらく連絡を取らずに離れてみたりしたそうですが、最近はすっかりお互いがお互いを拒絶するようになってしまったそうです。

もう2年も離れて住んでいるので、婚姻関係を維持できているとは言えなくなり、離婚を考えるように。

実際はほんの1年程度しか一緒に生活していなかったので、ためらいもないそうです。

非は夫にあるので弁護士と相談し、3年以上この関係が続けば慰謝料も請求できると言われ、今はそのタイミングを待っているところ。

ちょうど、娘さんが中学校を卒業するので、それとあわせて考えています。

小学校の間に1度目の離婚をしていますので、親のこととはいえ2回目となると友達の目が気になるようなのです。当然ですよね･･･。

高校はあまり知り合いのいないところを選びたがっていますので、意見を尊重してあげようと奮闘。

その為、慰謝料はしっかりともらえるように準備をしています。

今の家は夫の両親が建てた持ち家で、残債もないそうなので財産分与で勝ち取りたいと。

しかし、夫の実家にも会社にも近いので難しい選択だそう。

娘さんと相談しながら、よい方向に向かうといいのだけど･･･。