『中野区』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで中野区内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

中野区で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、中野区内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

区役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時：週2回、月1回日曜日

会場：専門相談室（区役所）

問合せ先：区民相談担当

電話：03-3228-8802

女性相談

専門の相談員による相談です。家庭、夫婦、人間関係などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時：平日（8時30分～17時）

問合せ先：人権・男女共同参画担当

電話：03-3228-5556

◯DV相談

相談受付：平日（8時30分～17時）

電話 03-3228-5556

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時：月1回

会場：専門相談室（区役所）

問合せ先：区民相談担当

電話：03-3228-8802

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：戸籍住民分野（戸籍担当）

電話：03-3228-5503

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険医療分野（国民年金担当）

電話：03-3228-5514

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、中野年金事務所までお問い合わせください。

所在地：中野区中野2-4-25

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：03-3380-6111

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険医療分野（資格賦課担当）

電話：03-3228-5511

中野区のひとり親家庭の支援

担当：子ども家庭支援センター

◯手当・医療費助成担当

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・児童育成手当（育成手当・障害手当）

電話：03-3228-8952

◯子ども健康・医療担当（医療証）

・ひとり親家庭等の医療費の助成

電話：03-3228-8936

◯子育てサービス担当

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話：03-3228-5612

中野区の離婚事情

中野区の離婚件数の推移です。

平成元年：513組
平成5年：600組
平成10年：640組
平成15年：684組
平成20年：625組
平成25年：576組
平成26年：565組
平成27年：553組

なお2016年の東京都の離婚件数：23470件、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.73となります。

離婚エピソード：『誰にも頼らなかったシングルマザー』

友達は21歳で妊娠が発覚し、小学校からの同級生と結婚しました。

専門学校を中退し、出産も21歳だったので、回りの友達と比べるとかなり早い育児が始まりました。

回りの友達は大学に行ったり、仕事を始めていたりしていましたが、友達は育児に合われて、両親も近くにいなかったため、里帰りすることもできなくとても大変な生活を送っていました。

出かけたくても、出かけられず、育児ノイローゼになりそうだったこともあるそうです。SNSに<投稿されるみんなの飲み会などの楽しそうな写真を見るたびに落ち込むこともあったそうです。

しかし、徐々に結婚生活がうまくいかなくなり、3年ほどどで離婚することになってしまいました。

シングルマザーになってしまったので、生活のために働こうと決め保育園に申請したけど、待機児童がとても多く、すぐには決まらなく一時保育を利用してアルバイトしていたそうです。

でも、時給が安いので、アルバイトしても半分近くは保育料としてなくなるのでフルタイムでンオ勤務を望んでいました。

ちょっちしたら保育園がやっと決まったけど、決まったはいいものの今度は仕事先が決まらず苦労したそうです。

子供がいると、熱が出た時などは保育園に迎えに来るように言われたりするので不利になるそうです。

それを理解してくれる職場を一生懸命探しやっと見つかったのが産婦人科での看護助手のパートでした。

自分が子供を出産した産婦人科ということでとても理解ある職場で少しでも子供の調子が悪いと、みんな気にかけてくれて子供のそばにいてあげてと言ってくれたそうです。

保育園も職場の近くに決まり、送り迎えは毎日欠かさず自分でやり誰に頼ることもなく、とても多忙な毎日を送っていました。

体を壊すこともあったけど、無理をして働き、それでも子供の前では決してつらい顔は見せずにいました。

同じ母親としてとても尊敬できます。