離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。
そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。
また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで大津市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
大津市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、大津市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
女性のための弁護士相談
女性弁護士による相談です。離婚問題(親権、養育費など)に関する相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。
相談日時:週1回、月2~3回程度
問合せ先:市民相談室
予約:077-528-2666
弁護士による離婚相談
市役所開催の弁護士による相談です。親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。
相談日時:月4~5回程度
問合せ先:市民相談室
予約:077-528-2666
公証人相談
公証人による相談です。離婚協議書などの公正証書の作成についての相談が可能す。詳細はお問合せ下さい。
相談日時:月1回程度
問合せ先:市民相談室
予約:077-528-2666
男女共同参画センター
男女共同参画センターの相談です。DV、家庭内の問題などの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。
◯センター相談員
相談日時:週1回程度
相談電話:077-527-5508
◯女性カウンセラー
相談日時:月2回程度
◯法律相談(民事法律扶助)
相談日時:お問合せ下さい。
予約:077-528-2615
問合せ先:子ども家庭課
電話:077-528-2686
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:戸籍住民課(届出受付係)
電話:077-528-2732
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:年金担当
電話:077-523-1234(内線:2347)
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
年金事務所
大津年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:大津市打出浜13-5
受付時間:平日:8時30分~17時15分
国民年金課:077-521-1789
お客様相談室:077-521-1184
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:保険年金課
電話:077-528-2750
大津市のひとり親家庭の支援
◯子ども家庭課
・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金事業
・高等技能訓練促進費事業
・入学祝金
・税の軽減措置
・JR定期券割引制度
・母子寡婦福祉資金貸付制度
電話:077-528-2804
◯保険年金課(医療助成係)
・ひとり親家庭の医療費助成
電話:077-528-2653
◯障害福祉課
・特別児童扶養手当
電話:077-528-2745
大津市役所※相談の日時や予約の確認は、大津市役所ホームページでご確認下さい。
開庁時間:平日:8時40分~17時25分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:大津市御陵町3-1
代表:077-523-1234
大津市の離婚事情
大津市の離婚件数の推移です。
平成元年:297組
平成5年:356組
平成10年:547組
平成15年:645組
平成20年:581組
平成25年:580組
平成26年:548組
平成27年:568組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:1378世帯
平成17年:1815世帯
平成22年:1755世帯
離婚エピソード:『離婚できた喜びと今後の金銭面の不安』
結婚4年目で離婚しました。
出会った当初から旦那はキレる性格でした。
普段はわりと温厚なのですが、何か気にくわないことを私が言えばキレて手がつけられませんでした。
時間や場所も気にせず大声で怒鳴ります。
私がちょっとでも反論すれば、いいわけするなと言われ言葉の暴力をさんざん言われました。
もう私はストレスで精神的にボロボロになっていて体調を崩し血尿がでたりして限界を感じ離婚を言い渡しました。
まだ2才と4才の子供がいました。
子供を2人とも取るなら養育費も慰謝料も払わないと言われました。
払わないなら2度と面会はさせないことを条件に離婚しました。
正直、お金を貰わず2人を育てるのは苦しいと分かっていましたが親も離婚に賛成してくれて後押ししてくれましま。
もともと、旦那は子供達に興味がなく昔から子供は好きじゃないと言っていました。
子供のことでは何も手伝ってくれずコケて泣いていても素通りで知らん顔、旦那が子供を引き取りたいわけもないことも初めからわかっていました。
離婚して私は実家に戻りました。
児童扶養手当などの母子家庭が受けられる申請をし、子供の名字を私の姓に変えるため家庭裁判所に行き子供を親に預けれる時は仕事に行っています。
今年は保育園に落ちてしまいました。
田舎なので余裕で入れると思っていたので朝から夕方まで働いて稼ごうと思ってましたが落ちました。
もっと子供を預けて働きたかったのですが残念です。
これからどんどん子供達も大きくなりお金がかかってくると思います。
親ももう60近いしいつまで頼れるかも分かりません。
親がいなくなった時の事を考えると金銭面でとても不安です。
今は短時間しか働けないのでアルバイトです。
今後の事を考えると社会保険のついたところで働かないと将来がとても不安です。
離婚できて旦那から解放され自由になり幸せですがやはり金銭面での不安は続きそうです。
離婚の事で専門家などには相談はしていませんが養育費などの事を考えると相談すれば少しでも貰えたのかなと後悔はしています。