「奈良県」の離婚相談

理由はどうあれ、離婚を決断することは容易なことではありません。

なぜなら離婚は自分だけの問題だけではなく、子供のこと、将来の生活、親族のことなど、考慮すべきことが多くあるからです。

また離婚時には、さまざまな取り決めをしなくてはなりません。

お子さんがいれば、親権や養育費、面会交流の話し合いは必要ですし、離婚原因が不貞行為やDVといった相手にある場合は慰謝料の請求をすること考えなくてはなります。

さらには離婚後の生活を安定したものにするためにも、預貯金、有価証券、年金といった財産の分配を行う必要もあります。

離婚をすでに決意してこれらの手続きや協議について相談したい方、まだ離婚の踏ん切りはつかないが、離婚協議を有利にするためにアドバイスや知識が欲しい方もいるでしょう。

そこで、『【離婚相談】あなたのまちの無料相談』では、奈良県内で開催される離婚に関する相談情報をご紹介します。

主に県や市区町村が開催する無料相談が中心ですが、法テラス、弁護士会、家庭裁判所などの相談もご紹介します。

「奈良県」の離婚相談

【女性センター】

女性センターの無料相談です。女性が抱える悩みについて相談が可能です。面談相談は予約が必要です。

◯女性相談員

相談日時:毎日開催

◯弁護士相談

相談日時:女性相談員による相談で調整。

相談・予約専用:0742-22-1240

女性センター TEL : 0742-27-2300

詳細は女性センターのホームページをご確認下さい。

【滋賀県母子家庭等就業・自立支援センター】

奈良県スマイルセンターの無料相談です。

◯法律相談

弁護士による相談です。

相談日時:月1回程度

◯養育費等相談

家庭問題の専門相談員による相談です。

相談日時:月2回程度

問合せ先:奈良県スマイルセンター

受付時間:月~土曜日(9~17時)※祝日、年末年始などを除く

電話:0742-24-7624

詳細は母子家庭等就業・自立支援センターのホームページをご確認下さい。

法テラス奈良

法テラスとは国が設立した独立行政法人です。そのため収入が一定額以下で民事法律扶助いう制度を利用できる方は、無料相談が可能となります。

詳しくは法テラスサポートダイヤルまでお問合せ下さい。

平日:9時~21時、土曜日:9時~17時

電話:0570-078374

法テラス奈良

親権・養育費・慰謝料・財産分与などの離婚相談が可能です。予約時に詳細はご確認下さい。

開催日時:週3回(月・水・金曜日)

所在地:奈良市高天町38-3(近鉄高天ビル6F)

受付時間:平日:9時~17時

電話:0503383-5450

◯法テラス南和法律事務所

所在地:吉野郡大淀町下渕68-4(やすらぎビル4F)

電話:0503383-0025

詳細は法テラス奈良のホームページをご確認下さい。

また民事法律扶助の条件を満たす方は、上記相談場所以外にも法テラス契約の弁護士、司法書士事務所、奈良弁護士会館、香芝市総合福祉センター、ハローワーク奈良、ハローワーク大和高田での相談も可能です。

詳細は法テラス奈良までお問合せ下さい。

家庭裁判所

協議離婚で話し合いに決着がつかないときは、家庭裁判所に離婚調停の申し立てを行なう方法があります。

手続きは該当する管轄の裁判所となります。

奈良家庭裁判所 奈良市登大路町35
受付・手続案内係:0742-88-6521・6522
奈良市、大和郡山市、天理市、桜井市、生駒市、山辺郡山添村、生駒郡(平群町・三郷町・斑鳩町・安堵町)
葛城支部 大和高田市大字大中101-4
家裁訟廷事務室:0745-53-1774
家裁調査官室:0745-53-1703
大和高田市、橿原市、御所市、香芝市、葛城市、北葛城郡(上牧町・王寺町・広陵町・河合町)、高市郡(高取町・明日香村)、磯城郡(川西町・三宅町・田原本町)、宇陀市、宇陀郡(曽爾村・御杖村)、吉野郡東吉野村
五條支部 五條市新町3-3-1
庶務課:0747-23-0261
五條市、吉野郡の内十津川村、野迫川村
吉野出張所 吉野郡大淀町下渕350-1
代表:0747-52-2490
吉野郡の内大淀町、下市町、黒滝村、天川村、吉野町、川上村、上北山村、下北山村

詳細は家庭裁判所のホームページをご確認下さい。

「奈良県」の離婚事情

奈良県の平成28年の離婚件数は2183件、離婚率は1.62となっています。

全国平均1.73ですので、奈良県の離婚率は平均より低いデータです。

また奈良県の離婚件数は平成26年:2225件(1.63)、平成27年:2309件(1.7)となっています。

離婚件数は増加しているように勘違いされている方もいるのですが、実際は減少傾向にあります。

では1990年以降の離婚件数の推移をみていきましょう。

1990年:1512組(1.1)
1995年:2097組(1.47)
2000年:2755組(1.92)
2005年:2604組(1.84)
2010年:2602組(1.87)

次に母子家庭世帯の推移です。

1990年:4650世帯
1995年:4720世帯
2000年:6036世帯
2005年:7950世帯
2010年:8350世帯