『伊勢市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで伊勢市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

伊勢市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、伊勢市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

相談日時：月4～5回程度

会場：広報広聴課（東庁舎内）

問合せ先：広報広聴課

電話：0596-21-5515

家庭児童・女性相談

家庭相談員、女性相談員による相談です。子育て、児童虐待、DVなどの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時：平日

会場・問合せ先：こども家庭相談センター

電話：0596-21-5709

公証相談

公証人による相談です。公正証書の作成などをお考えの方は活用下さい。詳細はお問合せ下さい。

相談日時：月1回程度

会場：広報広聴課（東庁舎内）

問合せ先：広報広聴課

電話：0596-21-5515

人権相談

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時：月1回程度

会場：広報広聴課（東庁舎内）

問合せ先：広報広聴課

電話：0596-21-5515

津地方法務局伊勢支局でも人権相談が開催されています。あわせてご利用下さい。

相談日時：平日

問合せ先：津地方法務局伊勢支局

電話：0596-28-6158

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：戸籍住民課

電話：0596-21-5553

届出先は戸籍住民課、各総合支所の生活福祉課、各支所となります。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：医療保険課

電話：0596-21-5554

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

伊勢年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地：伊勢市宮後3-5-33

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0596-27-3601

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：医療保険課

電話：0596-21-5646

伊勢市のひとり親家庭の支援

◯こども課（こども育成係）

・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子・父子・寡婦福祉資金の貸付

電話：0596-21-5561

◯医療保険課

・一人親家庭等医療費助成制度

電話：0596-21-5554

◯高齢・障がい福祉課

・特別児童扶養手当

電話：0596-21-5558

伊勢市の離婚事情

伊勢市の離婚件数の推移です。

平成元年：164組
平成5年：169組
平成10年：229組
平成15年：275組
平成20年：249組
平成25年：197組
平成26年：160組
平成27年：197組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年：692世帯
平成17年：844世帯
平成22年：778世帯

離婚エピソード：『離婚をするときの弁護士さん探しだけでも大変』

離婚をすることをひそかに決意したのですが、抱えている問題が大きく、弁護士さんに相談しないと、自分自身が不利益を被ると思い、まず、弁護士さんを探すことにしました。

手っ取り早いのは、インターネットで、離婚問題を得意とした弁護士さんを検索しましたところ、いろいろな弁護士さんが出てきて、どういった基準で選べばよいのかもわからず、とまどいました。

同じくインターネットを見ていると、弁護士さんとの相性も大切、とあったし、実際、自分のかなりプライベートなことを話さないといけないし、ということもあって、幾人かの人に会ってみることにしました。

その際、考えたのは費用の問題です。弁護士さんの時給は、当たり前ですが、高く、初回相談料無料という弁護士さんもあるのですが、そうではない弁護士さんは、30分5000円という料金が相場でした。

当然相談が30分で終わるわけがなく、1時間、場合によっては２時間近く相談をしましたので、10000円から20000円の出費がかかることになります。

そのため、まずは、相談料が無料の弁護士さんのなかで、自宅からのアクセスがよい弁護士さんを数人ピックアップしました。

そして、そのなかでも、こじんまりとした個人でやっているのかな、と思うような弁護士事務所の弁護士さんと、大手の、テレビCMなどもやっているような弁護士事務所の弁護士さん、男性の弁護士さん、女性の弁護士さんなど、比較ができるような形で選んでみました。

また、無料の弁護士さんだと、もしかして、相談件数が少ない実績の少ない弁護士さんかも、と思って、有料の相談をしている弁護士事務所の弁護士さんのところもたずねて相談をしてみました。

それらの経験からの感想ですが、やはり相性は重要だという思いをしました。高圧的な物の言い方をする弁護士さんもいらっしゃったり、そりゃ大変だ、といったことばかりをいって、具体的な助言がほとんど得られなかった弁護士さんもいらっしゃったり、女性よりも男性目線での法律相談だと思うような弁護士さんもいらっしゃいましたので。

また、有料であろうと無料であろうと、あまり違いはないように思いました。無料の相談をしてくださった弁護士さんのなかにも大変親切でよい助言をくださる方もいらっしゃいました。

加えて、個人か、大手かというと、これは個人的な見解ではありますが、個人だと、その後裁判になった時のことを考えると、やはり頼りないように思えましたし、大手ですと、事務所にもよりましたが、派手に宣伝をしているわりに、担当は新米かな、と思われる方だったということもありましたので、ある程度の規模の弁護士事務所がよいように思えます。

もっとも、これは今回、面談をしたなかでの私個人の感想ですが、結論からいえば、最終的には個人的に信頼がおけると思えるような弁護士さんを探すため、複数の弁護士さんにお会いしてみることは大変大切だと思います。

この弁護士さん探しだけでもとても大変なことでした。