『呉市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで呉市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

呉市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、呉市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週2回程度。

問合せ先:市民相談室(市民窓口課)

電話:0823-25-3222

女性相談・家庭児童相談

家庭内、こども、離婚など相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(開庁時間内)

会場:すこやかセンターくれ内

問合せ先:子育て支援課(家庭児童相談G)

電話:0823-25-3599

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:月1回程度

会場・問合せ先:人権センター(市役所内)

電話:0823-25-3465

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民窓口課(戸籍G)

電話:0823-25-3164

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課(国民年金G)

電話:0823-25-3158

各支所も届出可能です。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、呉年金事務所までお問い合わせください。

所在地:呉市宝町2-11

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0823-22-1691

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課(国民年金G)

電話:0823-25-3158

呉市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課(支援グループ)

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療助成制度
・母子家庭等自立支援教育訓練給付金
・母子家庭等高等職業訓練促進給付金等事業
・母子・父子・寡婦福祉資金制度

電話:0823-25-3173

◯障害福祉課(給付G)

・特別児童扶養手当

電話:0823-25-3135

呉市役所※相談の日時や予約の確認は、呉市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:呉市中央4-1-6

代表:0823-25-3100

呉市の離婚事情

呉市の離婚件数の推移です。

平成元年:322組
平成5年:365組
平成10年:392組
平成15年:489組
平成20年:400組
平成25年:409組
平成26年:387組
平成27年:372組

なお平成27年の広島県の離婚件数:4,942組、離婚率は1.76です。

全国の離婚率は1.81%となります。

離婚エピソード:『子育てを一人ですることの大変さ』

子供があって離婚をした夫婦を知っています。母親が親権を取り、日々の面倒を見ていますが、父親とは週末に会っている4歳のお子さんです。

子育てって一人きりでするのは本当に大変なんですよね。母親は、半分ノイローゼになっていて精神的にも不安定です。

お子さんはいつも、「おとうさんは、すごくおもしろくて優しい。お母さんはいつも怒ってる。」と言っています。

夫婦そろっての家庭でも子供達がこのように言うことは普通にありますよね。

母親は叱る役目、父親は接する時間が短いので、子どもに対してストレスがたまらないものです。

でも夫婦一緒にそろっていれば、どちらかが煮詰まったときに片方に子どもの対応を委ねる余裕というものができます。

離婚をしてしまうとそういうわけにはいきません。

一対一、あるいは、一対多数となり、子育ての現実は大変過酷なものになります。もしも親近者に援助してくれる人たちがいても、なかなか大変だと思います。

父親と母親が離れてしまうという事実は、子どもにとっては私たちが思う以上の大打撃になるのです。「寂しくない、平気だもん。」と言うお子さんもいるでしょう。しかしそれは、事実とは異なります。

その4歳のお子さんも大変小さなことで良く感情を乱して泣きます。離婚というのは二人の人間がどうしても仲良くやっていけなくなる状態です。

その状態は小さな子供には理解できません。子供は喧嘩をしても仲直りをすることができるからです。

大人というのは残酷です。子供よりずっと勝手なのではないかと思うことがあります。