『関市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで関市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

関市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、関市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

相談日時:月3回程度

問合せ先:市民課

電話:0575-23-6706

裁判所出張相談

裁判所職員による相談です。親権、離婚、離縁などの家事事件、調停などの民事事件などの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:平日

会場:関市総合福祉会館内相談室

問合せ先:3月、6月、9月、12月に1回開催

問合せ先:岐阜地方裁判所総務課

電話:058-262-5122

人権(悩みごと)相談

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:月1回程度

会場:関市総合福祉会館内相談室

問合せ先:福祉政策課

電話:0575-23-7735

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

電話:0575-23-6706

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課

電話:0575-23-6725

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

美濃加茂年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:美濃加茂市太田町2910-9

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0574-25-8181

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課

電話:0575-23-7701

関市のひとり親家庭の支援

◯子ども家庭課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当

電話:0575-23-7733

◯福祉政策課

・母子父子家庭等福祉医療費助成制度

電話:0575-23-7735

◯児童母子福祉センター

・自立支援教育訓練給付金事業
・関市母子家庭等高等技能訓練促進費等給付事業

電話:0575-23-2296

関市役所※相談の日時や予約の確認は、関市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:関市若草通3-1

代表:0575-22-3131

関市の離婚事情

関市の離婚件数の推移です。

平成元年:57組
平成5年:81組
平成10年:132組
平成15年:157組
平成20年:145組
平成25年:143組
平成26年:131組
平成27年:128組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:275世帯
平成17年:380世帯
平成22年:441世帯

離婚エピソード:『夫の性格が原因で離婚…でも慰藉料は貰わず』

私は学生時代に知りあった男性と10代の頃に結婚しました。当時私は数年前の交通事故の後遺症(首が痛むなど)で悩んでいたのですが、彼はそんな私を受け入れてくれましたし、昔はちょっとヤンチャをしていたようですが、優しい性格だったのでそこに惹かれて結婚を決めました。

彼は私の家族に対しても思いやりがあって、実家に帰るときにはうちの両親に栄養ドリンクなどを持ってきてくれたので、両親も彼を大変気に入っていました。正式に挨拶に行ったときにも、「うちの娘をお願いします」と即決でした。

まだお金がなかった私たち夫婦は、結婚式を挙げることはできませんでした。それでも、これから素敵な結婚生活が始まると期待していました。しかし、そこで夫は今まで隠していた本性を表したのです。

夫は毎日のように、私に家事や雑用を頼むことが増えてきました。言い方もだんだん乱暴になってきて、私もさすがに腹が立ったので「自分でやりなよ」と言い返しました。すると、夫は「うるせえ、お前は俺の言うことを聞いていればいいんだよ」と怒鳴りました。これまでの夫の性格からは想像できなかったため、呆然としたのを覚えています。

どうやら、夫は私を奴隷のように扱うことが目的で結婚したようだったのです。結婚前の、私や私の両親、親族に対する態度は、すべてが作られたものだったということに結婚後初めて気づかされました。

タイミングが悪いというのでしょうか、夫の本性が出てきた頃に私の妊娠が発覚しました。夫とは別居するようになり、出産はしましたが子どもを幼稚園に送り迎えしながら、離婚のための裁判をすることになったのです。家族を養わなくてはならないので仕事もしながら、子どもを親に預けて出廷しました。

裁判で夫はとにかくお金が欲しいと言い張り、私に慰藉料を求めてきました。しかし、言葉の暴力をふるったのは夫のほうなので、それは実現しませんでした。

私のほうは、立場上夫から慰藉料や養育費を貰うこともできたのですが、もう二度と関わりたくなかったので何も貰わないことに決めました。経済的にはもの凄く大変でしたが、今ではあの人からお金を貰わなくて良かったと思っています。

今では再婚し、子どもと三人で幸せに暮らしています。