『岐阜市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで岐阜市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

岐阜市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、岐阜市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

相談日時:週3回程度

会場・問合せ先:市民相談室

電話:058‐214-6028

公証相談

公証人による相談です。公正証書の作成についての相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:月1回程度

会場・問合せ先:市民相談室

電話:058‐214-6028

電話:

人権相談

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:週1回程度

会場・問合せ先:市民相談室

電話:058‐214-6028

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課戸籍係

電話:058-214-6174

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保・年金課年金係

電話:058-214-2086

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

岐阜北年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:岐阜市大福町3-10-1

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:058-294-6364

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保・年金課保険料係

電話:058-214-4315

岐阜市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成制度
・自立支援教育訓練給付金事業
・高等職業訓練促進給付金等事業

電話:058-265-4141(内線:2333)

◯障害福祉課

・特別児童扶養手当

相談支援担当:2473(内線)

自立支援担当:2477(内線)

岐阜市役所※相談の日時や予約の確認は、岐阜市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時45分~17時30分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:岐阜市今沢町18

代表:058-265-4141

岐阜市の離婚事情

岐阜市の離婚件数の推移です。

平成元年:564組
平成5年:600組
平成10年:755組
平成15年:860組
平成20年:794組
平成25年:715組
平成26年:701組
平成27年:688組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:2237世帯
平成17年:2533世帯
平成22年:2470世帯

離婚エピソード:『逃げ出す勇気、離婚する決意』

結婚してすぐから始まったモラハラに日々耐えていました。離婚して子供と生きていく勇気がなく、我慢しようと心に決めていました。

ですが結婚8年目のとき、我慢しすぎて心が壊れそうになり、このまま夫の毎日の暴言とDVに耐えていくべきなのか女性相談窓口に相談にいきました。

相談員の方には「いつか、命を奪われるかもしれない。子供をつれてすぐに家をでなさい」と言われました。

それでも、一人で子供を育てる勇気もなく、夫から逃げる勇気もなく、しばらく考えこんでいました。

ある日、イライラして帰宅した夫がテーブル上の夕食をお皿ごと投げ捨て「テメエの旦那はいつも、大変な仕事してんだよ!バカにはわからねえよな!」と殴りかかり、家の物を破壊し始めました。

そのとき初めて、このまま死んでしまいたい。もう生きていたくないと感じましたが、何も知らず眠る息子を見ると私にはできませんでした。

両親に今までのことを話したら、すぐに迎えに来てくれて、息子と私は自宅を逃げ出しました。もう二度と帰らないと決意して。。

すぐに弁護士に相談し、離婚調停申し立て。

モラハラ相手に、調停終わるまで一年を要しました。さらに、養育費は払えないの一点張り。面会交流は月に一度要求されました。弁護士をつけても、弁護士も調停員もモラハラ夫にふりまわされ、私が望む形で決着はしませんでした。

それでも、とにかく早く離婚がしたかった。戸籍からも逃げ出したかったのです。

モラハラやDVの被害にあってる方は、自分が被害者だという認識がありません。自分が我慢すればいいと思っています。それに、逃げ出して、見つかったときに夫からどういう仕打ちを受けるか想像がつくんです。だから逃げ出すこともできない。。

私もそうでした。逃げ出す勇気も、離婚する勇気もなかった。

でも、いつまでも続く苦しい毎日から逃げ出したい、この苦しい毎日は何なのだろうということに気がつき、子供の未来を考えて逃げ出し、離婚する決意をしました。

今は、もっと早くに気づけば良かった、勇気を出せば良かったと思っています。