離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。
例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。
ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで四国中央市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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四国中央市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、四国中央市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
社会福祉協議会の無料相談
社会福祉協議会の相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。
相談日時・会場:詳細は社協HPをご確認下さい。
問合せ先:四国中央市社会福祉協議会
電話:0896-28-6127
DV相談、女性生活相談
DV、ストーカー被害、離婚問題などの相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時・会場:お問合せ下さい。
問合せ先:市民くらしの相談課
電話:0896-28-6143
特設人権相談
人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細は市報をご確認下さい。
◯川之江庁舎
相談日時:月1回程度
◯土居福祉センター
相談日時:月1回程度
◯新宮公民館
相談日時:偶数月に1回程度
問合せ先:人権施策課
電話:0896-28-6073
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民窓口センター
電話:0896-28-6013
川之江庁舎、土居庁舎、新宮庁舎でも手続き可能です。
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
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離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:市民窓口センター
電話:0896-28-6013
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
年金事務所
新居浜年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:新居浜市庄内町1-9-7
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:0897-35-1300
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離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:国保医療課(国民健康保険係)
電話:0896-28-6020
四国中央市のひとり親家庭の支援
◯こども課
・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援給付金
・母子父子寡婦福祉資金貸付制度
電話:0896-28-6027
◯国保医療課(福祉医療係)
・ひとり親家庭医療費助成
電話:0896-28-6017
四国中央市役所※相談の日時や予約の確認は、四国中央市役所ホームページでご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:四国中央市三島宮川4-6-55
代表:0896-28-6000
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四国中央市の離婚事情
四国中央市の離婚件数の推移です。
平成元年:100組
平成5年:109組
平成10年:173組
平成15年:187組
平成20年:172組
平成25年:166組
平成26年:151組
平成27年:147組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:422世帯
平成17年:554世帯
平成22年:558世帯
離婚エピソード:『学生結婚から離婚へ』
私は、大学院に居るときに結婚をしました。
私としては、大学院を卒業してからの結婚で良いと思っていたのですが、彼氏の意向で籍だけを入れることになりました。
4年ほどお付き合いはしていたので、いずれは結婚をすることを意識していたのですが、自分のタイミングとは違う結婚に最初から戸惑いはありました。
結婚をしたといっても、お互いが学生ということもあり、バイトと学業とで、結婚したという意識は無く、日々の生活に追われる毎日で、生活費に関しても、親に仕送りをしてもらわないといけない状態でした。
なぜ、学生同士なのに結婚をすることになったかというのが、私の一番の離婚への気持ちが傾いた理由です。
旦那さん側のお母さんが、占いに凝っていて、占いで、今結婚をするのが良いと出たそうです。
旦那さんは、マザコンではありませんが、お母さんを大切にするタイプのようで、お母さんがこのように提案してきたこともあり、結婚をしようということになりました。
結婚をしてからも、旦那さんはお母さんの手伝いで実家に戻ったりと、何かとお母さんに依存しているところがありました。
さらに、旦那さんも学生でお金を持っていないということもあり、私は旦那さんのお母さんに生活費の援助をしてもらわないといけないことになりました。
とても気まずく、肩身の狭い思いをしていました。私は、大学院を卒業した後も、就職をしたいと考えていたので、結婚当時は、学校に近いところに賃貸を借りていましたが、卒業後はどうなるか分かりませんでした。
旦那さんも、私よりも一つ年上ということで、先に就職することになっていたので、この先のことが分かりませんでした。
そのように、今の生活も、人に頼らないといけなくて、さらに今後もどうなるか分からず、占いを信じている義理のお母さんが居るということで、将来のことが不安になりました。
結局は、今の生活にどうしても不満があり、籍を入れた後、結婚式の場所も日時も決まっていたのですが、結婚式をする前に離婚することになりました。