『新居浜市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで新居浜市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

新居浜市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、新居浜市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時：月3回程度

会場・問合せ先：市民相談コーナー

電話：0897-65-1204

婦人相談

婦人相談員による相談です。女性の悩み、子育ての悩みなどの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時（会場）：月～木（子育て支援課）、金曜日（ウイメンズプラザ）

問合せ先：子育て支援課

電話：0897-65-1242

DVに関する相談は、配偶者暴力相談支援センターまで予約下さい。

相談日時：平日（開庁時間内）

相談専用：0897-65-1480

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課

電話：0897-65-1232

また各支所（川東・上部・別子山）にも問合せ可能です。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：市民課

電話：0897-65-1232

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

新居浜年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地：新居浜市庄内町1-9-7

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0897-35-1300

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保課

電話：0897-65-1230

新居浜市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成制度
・母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業
・母子家庭等高等職業訓練促進給付金等事業
・ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業

電話：0897-65-1242

新居浜市の離婚事情

新居浜市の離婚件数の推移です。

平成元年：190組
平成5年：196組
平成10年：256組
平成15年：337組
平成20年：246組
平成25年：239組
平成26年：249組
平成27年：214組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年：766世帯
平成17年：953世帯
平成22年：936世帯

離婚エピソード：『離婚決意後のタイミング』

もともと性格が合わなかったと思います。結婚前から横暴な面がありました。結婚してますます横暴化になり、常に罵声を挙げ暴力まで振るうようになりました。

しかし、お腹に子供が居た為ずっと我慢していました。子供が産まれてからも暴力は続き、相手側の親に相談しました。聞く耳を持たず、結局私の行いが悪いと逆に叱られました。子供の為とまた我慢しました。

魚の焼き方一つですぐ怒られ物を投げつけられました。そんな日々が続き、精神的にも参っていました。そんなある日、何かが気に入らなかったようでまた罵声を挙げ、殴ってきました。夜中だったのですが、子供を連れて逃げました。

しかし実家にも行くことができませんでした。実家に危害が加わる事だけは避けたかったのです。

行く所もなく、ただ彷徨っていました。そして時間を見計らって帰宅しましたが暴れた後は必ず大人しく謝罪してくるのです。つい許してしまう、その繰り返しでした。

暴れた翌日は荒れた部屋を片付けながら泣く事しかできませんでした。一切外部との連絡を禁じられていたので子供と部屋に籠りきりでした。

私の親は心配してこっそりと訪ねてきてくれました。「まだ若いからいくらでもやり直せるよ」毎回言われました。

しかし子供を思うと片親にはさせたくない思いと自分一人でやっていけるのかという不安、そして何よりその話をどう切り出せばいいのだろうかという問題があり、簡単には決められませんでした。

結婚して1年目の元旦、私と子供を置いて自分は外出して行きました。その日私は高熱がでて意識が朦朧としていました。帰宅してから家事をやっていないという事で罵声をあげて暴力を振るってきました。

体調も悪く子供の面倒もみなくてはならない、そんな時に暴力まで・・我慢の限界でした。ついに決意しました。

その場で話合いをしても、また謝られるのがわかっていたのでこれからの自分に何が一番必要がを考え、日中子供を実家に預け数時間でしたがアルバイトを始めました。お金の準備です。

あとは住む場所を確保しなければなりません。幸いにも実家が引越し、部屋があいているというので戻ることにしました。これで追いかけてくる事もできないです。

そして、残りの問題はどのタイミングで出ていくか、でした。私は待ちました。罵声をあげ暴力を振る日を、そして荷物も少量をまとめておきました。

その日はすぐにやってきました。いつものように罵声をあげ手をあげてきました。殴られながらも、出ていくタイミングを考えました。しばらくして酒の効果もあったのか眠ったので音を立てず子供を抱え、玄関の扉を開けました。

そして実家へ行き、翌日家庭裁判所に行き調停離婚の申し込みをしました。解放された気分でしたが、いつ遭遇するかわからない恐怖心との戦いでした。

1年弱かけてやっと調停離婚が成立しましたが養育費も支払う事もなく私の置いてきた荷物も返してもらえませんでした。

しかし、この離婚の経験は勉強にもなったし、精神的にも強くなれたと思います。