『匝瑳市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで匝瑳市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

匝瑳市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、匝瑳市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

社会福祉協議会による離婚相談

匝瑳市社会福祉協議会で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時・会場：詳細は社協HPをご確認下さい。

問合せ先：匝瑳市社会福祉協議会

電話：0479-67‐5200

女性相談

DVについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時：平日（9時～17時）

問合せ先：八日市場地域保健センター

電話：0479-73-2321

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。

相談日時：お問合せ下さい。

会場：お問合せ下さい。

問合せ先：秘書課

電話：0479-73-0080

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課（戸籍班）

電話：0479-73-0086

野栄総合支所でも手続きができます。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：市民課（国保年金班）

電話：0479-73-0086

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、年金事務所までお問い合わせください。

所在地：香取市佐原ロ2116-1

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0478-54-1442

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：市民課（国保年金班）

電話：0479-73-0086

匝瑳市のひとり親家庭の支援

◯福祉事務所（福祉課子育て支援班）

・児童扶養手当
・ ひとり親家庭等医療費の助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話：0479-73-0096

野栄総合支所（0479-67-3111）にも問い合わせ可能です。

◯福祉事務所（福祉課障害福祉班）

・特別児童扶養手当

電話：0479-73-0096

野栄総合支所（0479-67-3111）にも問い合わせ可能です。

匝瑳市の離婚事情

匝瑳市の離婚件数の推移です。

平成元年：40組
平成5年：70組
平成10年：86組
平成15年：85組
平成20年：80組
平成25年：71組
平成26年：31組
平成27年：53組

なお平成28年の千葉県の離婚件数：10,916、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.80％となります。

離婚エピソード：『家裁・区役所の方の何気ない発言が・・・』

私は、離婚をして、書類を提出しに区役所に行くと、窓口の方が、「子供二人いるのだから、児童福祉手当を手続きしてもらえるように申請したら？」と親切に教えて下さいました。

私は、何もわからずに、窓口に行くと、「誰でももらえるわけではない。大体、働きもしないで・・・・」と中年の男性の方に言われて、それでなくても、これからどうしようと思っている矢先に、怖くなって、申請できずにいました。

その時、子どもは、幼稚園の年中組と小学５年生でした。

数カ月後、他県の役所に勤めている方に、「もらえないはずがない。もう一度、手続きに行ってみて。」と言われました。

言われるがままに、手続きに行きました。書類は一応受理され、審査に入りました。

数日後、区役所から、「どうして今まで申請しなかったのか」という質問書が届きました。

私が、窓口でのやりとりをそのままお伝えすると、何事も無かったかのように、申請はとおり、児童福祉手当をいただくことができました。

もちろん、お詫びの言葉もないし、遡っていただくこともできませんでした。

思い起こせば、専業主婦だった私が、離婚を考え、調停を起こした時も、調停員の方から「相手からお金をもらうことを考えず、自分で働くことを考えないとね。」のようなことを言われました。

もちろん、考えているけれども、調停の日程は、相手の仕事の都合が優先されて、決定されるので、私は、仕事を探しても、お休みをいただかなければいけないので、なかなか仕事に就くことが出きませんでした。

そういう事情があるのに、まだ、世間の目は、シングルマザーにとっては、冷たいなと思います。

子どもが病気になると、仕事を休まなくてはいけない。残業はできない。

収入が安定するのは、ほんの一握りのお母さんではないでしょうか。