離婚の理由と原因 姓を取りもすための離婚。
子どもの有無 なし
アドバイス 事実婚のための離婚もあります。

仕事に邁進してキャリアウーマンだった私は、誰もが「この人は結婚しないだろう」って思うほど、仕事人間でした。

結婚の定義って何だろう

そんな私が、仕事で大きな挫折を味わい、人生のどん底に落ちた時に、付き合っていた彼が、「結婚しようか」と言ったのが、人生の分岐点でした。結婚を意識していなかった私が、結婚してもいいなって思ったのです。

私の気持ちが固まると話は早かったです。彼の両親に合い、良いマンションがあれば早く押さえた方がいいねと言われ、一緒に住み始めました。

その内に、結婚式を挙げなくてもいいからウエディングの写真だけは取って欲しいと彼の両親が言い始め、しぶしぶ了承しました。というのも、私は見世物のようになる結婚式はあげたくなかったからです。

彼の両親のために、会社に結婚休暇をもらいハワイで2人だけで挙式をあげ、写真をとってもらい、そこからニューヨークへと新婚旅行に行きました。

挙式といっても、リハーサルを含めて15分、写真は運転手にチップを渡してとってもらうというお手軽コースです。




婚姻届けが出せない

その挙式から半年。私はまだ婚姻届けを隠し持っていました。婚姻届けを出したら、本当に自分の自由きままなシングルライフが終わると思ったら、届出を出せなかったんです。

でも、会社にも結婚休暇をもらって半年もたち、一緒に住み始めて1年も経つ。そろそろ観念するしか無いと思い、断腸の思いで婚姻届けを出しました。

でも、結婚って一緒に生活するだけじゃダメなんですかね。私たちの結婚記念日って、一緒に住みだした日、結婚式をあげた日、婚姻届けを出した日のどれが、本当の意味で記念日としてふさわしいんでしょうか?

結婚の定義って、何だろうなって、婚姻届けを出した後ですごく思いました。

名前が変わってしまった

婚姻届けを出した後、クレジットカード、免許証、パスポートなど全部氏名をダンナの姓にしたので、名前が変わってしまいました。

そうするのが普通だと思って、ダンナの姓にしましたが、まるで自分の人生を売り渡してしまったようで、自分の築いてきたキャリアが無くなってしまったようで、名前を変えた事を深く後悔しました。

もちろん職場では旧姓をビジネスネームとして使っていましたが、海外出張にいく際にはパスポートが必要になるのです。

特許の出願も本名でないと受け付けてくれません。職場では、私の本名は伏せていたのに、海外出張や特許出願するたびに本名がばれそうになるんです。

私は、夫の事が嫌いではありません。好きだから結婚しました。でも、自分の築いてきたキャリアを踏みつけにされるのは我慢できませんでした。私は、夫の姓ではなく、自分の姓でキャリアを築いたのです。

離婚は最善の結論

この事を、ある日友人に打ち明けた時に、衝撃的な事を言われました。「僕は、結婚式は挙げたけど、皆の前で、夫婦別姓でいたいから籍は入れませんって宣言したよ」って。目からうろこが落ちるとは、この事だと思いました。

離婚して事実婚にする選択肢がある事に気が付いたのです。翌日、即効で役所に離婚届を貰いにいきました。

離婚は終わりではなく、事実婚のスタートです。辛い思いをせずに、自分らしく生きるための最善の結論だったと思っています。