会津若松市の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで会津若松市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

会津若松市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、会津若松市内で開催されている無料相談です。

1.弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による法律相談です。離婚に関する相談が可能です。

開催日:月1回程度。予約方法・日時などは予約時にご確認下さい。

会場:會津稽古堂

問合せ先:環境生活課

電話:0242-39-1221

2.公証相談

会津若松公証役場の公証人による無料相談です。離婚時の公正証書の作成などの相談が可能です。

開催日:月1回程度。予約方法・日時などは予約時にご確認下さい。

会場:会津若松公証役場(会津若松市滝沢町5-40市原ビル1F)

問合せ先:環境生活課

電話:0242-39-1221

3.人権・困りごとなんでも相談

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

◯常設相談所

開催:平日

会場:福島地方法務局若松支局

電話:0242-27-1498

◯特設相談所

開催:年7回程度

会場:生涯学習総合センターなど

問合せ先:環境生活課

電話:0242-39-1221

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

受付時間:平日の8時30分~17時

問合せ先:市民課戸籍グループ

電話:0242-39-1229

市民課窓口、北会津、河東支所の住民福祉課、大戸、湊市民センターで届出が可能です。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにじっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課窓口グループ

受付時間:平日の8時30分~17時

電話:0242-39-1249

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

会津若松年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:会津若松市追手町5-16

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0242-27-5321

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課

電話:0242-39-1249

その他、 各市民センター、北会津支所、河東支所でも手続き可能です。

会津若松市のひとり親家庭の支援

◯こども家庭課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成制度
・高等職業訓練促進給付金
・自立支援教育訓練給付金
・高等学校卒業程度認定試験合格支援給付金

電話:0242-39-1243

会津若松市ではひとり親家庭の方のために、手当・助成などをわかりやすくまとめた「ひとり親家庭の皆様へ」という資料(PDF)を作成しています。ぜひご活用下さい。

会津若松市役所※相談の日時や予約の確認は、会津若松市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※部署により異なる場合があります。

所在地:会津若松市東栄町3-46

代表:0242-39-1111

会津若松市の離婚事情

会津若松市の離婚件数の推移です。

平成元年:173組
平成5年:192組
平成10年:277組
平成15年:350組
平成20年:269組
平成25年:217組
平成26年:233組
平成27年:213組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:848世帯
平成17年:924世帯
平成22年:883世帯

離婚エピソード:『離婚理由はお金。収入が見込めない生活』

離婚の最大の原因はお金の問題でした。

愛情問題はまったく関係なく、ただただお金の問題だけで家庭というものは、もろくも崩れ去るものなのだという経験をしました。

子供が生まれるまでは夫婦で同じ夢を持ち、同じ職場で働いていました。子どもが思いもかけず双子であったこともあり、出産を期に私は仕事を辞め、主人の収入だけで暮らす生活に入りましたが、共働きでなくなり収入が半減したといっても、収入があるうちは別に問題もなかったのです。

それが一転したのは、主人が失業してからです。勤務先の経営が思わしくなくなり、縁故で採用されていた主人は真っ先にリストラされました。身内ということもあって、経営者の伯父からは退職金さえ払ってもらえず、一方的に解雇されたのです。

会社はまだ倒産したわけではないのにひどいなと思いましたが、気の弱い主人は何も言わずにそれに従い、すぐに職探しに奔走しているかに思えました。

ところが、毎朝スーツにネクタイをして以前と替わらない時間に家を出ていたのは、近所の人に失業したことを知られたくないからだけで、実際にはハローワークにさえ行かず、昼間からキャバクラなどに行っては憂さを晴らしていたことを後日知りました。

事実を知った頃には預金残高が0に近づいていました。それどころか、私の名義で新たにキャッシングまでし出す始末で、そうして借り入れたお金をキャバクラで知り合った女性に貢いだりしていたようです。

やがて借り入れたお金の返済にも困り、取立てが私の元に来るようになり出してからも、主人は一向に職探しをせず、それどころか遊び癖は収まりませんでした。

借りていたマンションの家賃や光熱費さえ滞納して督促が来るに及んで、このままでは子供二人を抱えて生きていくことさえ出来なくなると思い、離婚したのです。

しかし、冒頭書きましたように、問題はお金で、愛情問題ではありません。主人を嫌いになったわけではないのです。だからといって再び一緒に暮らすことはありませんが、恨んだ末の離婚ではなく、どうにもならない現実の中での離婚でした。