福島市の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで福島市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

福島市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、福島市内で開催されている無料相談です。

1.弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による法律相談です。予約方法・日時などは予約時にご確認下さい。

開催日:月4回程度

会場:市民相談センター(本庁内)

問合せ先:生活課市民相談室

電話:024-535-2121または電話:024-535-2122

2.DV、夫婦関係に関する相談

女性相談員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

開催日:開庁時間内

問合せ先:こども政策課

電話:024-525-3780

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民安全部市民課戸籍係

電話:024-525-3733

受付窓口は、市民課総合窓口、各支所・茂庭出張所となります。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにじっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:市民安全部国保年金課国民年金係

電話:024-525-3738

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

東北福島年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:福島市北五老内町3-30

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:024-535-0141

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:市民安全部国保年金課国保資格係

電話:024-525-3735

福島市のひとり親家庭の支援

◯こども政策課子育て支援係

・児童扶養手当

電話:024-525-3767

◯地域福祉課医療助成係

・ひとり親家庭医療費助成事業

電話:024-525-3747

◯障がい福祉課障がい給付係

・特別児童扶養手当

電話:024-525-3796

◯こども政策課こども家庭係

・ひとり親家庭高等技能訓練促進給付金等事業

電話:024-525-3780

福島市役所※相談の日時や予約の確認は、福島市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※部署により異なる場合があります。

所在地:福島市五老内町3-1

代表:024-535-1111

福島市の離婚事情

福島市の離婚件数の推移です。

平成元年:291組
平成5年:351組
平成10年:519組
平成15年:632組
平成20年:573組
平成25年:490組
平成26年:440組
平成27年:453組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:1447世帯
平成17年:1819世帯
平成22年:1933世帯

離婚エピソード:『安定した生活より離婚を選んだ理由』

私が離婚を決意したのは、長年のモラハラ、精神的DVと実家との折り合いが悪かったためです。

主人は中小企業ながらも地元では知らない人はいないと言うような会社に勤め、年収もそこそこあり、私は専業主婦として家庭にいることができました。

私の実家は父が自営しており、あまり裕福ではなく結婚当初より少しだけですが援助をしていました。もちろん、主人も快諾していました。

元々、精神的に不安定ではあったのですが、知り合い一人としていない慣れない土地での生活、出産、子育てをしていくうちにますます体調が悪くなり、医師より入院を勧められました。

入院するなら、実家に帰った方がいいとの判断を下し実家へ療養目的で帰りました。

しかし、地元の病院の医師の判断は入院するよりも実家にてゆっくり療養したほうがいいと言ったものでした。

主人は口では、ゆっくり療養してくればいいと言ってくれていましたが、口先だけで電話の度に「早く帰って来い」と連呼していました。

娘を置き、先に実家に帰っていた私のもとに連休中に主人が連れて来てくれました。三週間ぶりの再会でした。その際にも「娘と一緒に早く帰ってこい」と連呼。

休みが終わる前に娘を実家にて面倒を見ることに決めました。なぜなら、主人に娘のことを任せるのに不安があったからです。

後に気づきましたが、私自身がモラハラ、精神的DVを受けていたからです。そこに不安を感じ、主人の元に戻さず、幼稚園を休園させました。

電話の旅に「早く帰って来い」と言う言葉と実家への不満をさらに口にするようになり、最終的に私の実家の環境が悪い、それはお金がないからだとか、援助も本当はしたくなかったなどと言い出し、実家が悪であるや両親を馬鹿にするような事ばかり言い出しました。

私の中で自分の事をいくら悪く言ってもかまわないですが、実家を馬鹿にされ悪く言われる事がどうしても許せなくなりました。

電話の度に言われ、少し元気になっていた体調は悪くなる一方でした。そんなときに主人から「帰って来ないなら、離婚する」と脅しを受けました。びっくりし、ますます体調が悪くなりました。

しかし、主人の脅しはエスカレートして行きました。

体調が優れず、実家を馬鹿にし、離婚をおどしてくる主人に私も離婚の意思がかたまりました。

市報にて離婚問題などを相談する団体がある事を知り、相談をしに行きました。そのときに初めて自分が結婚当初よりモラハラ、精神的DVを受けている事を知りました。

そして、法テラスの無料相談も受けましたが、具体的に話がまとまっていない状態で相談したので、あまり意味がありませんでしたので、もし無料相談を受ける場合は具体的に話がまとまりかけてからのほうがよいと思います。

無料相談は3回までです。

協議離婚ですませるつもりでしたが、主人がいざとなると、「離婚したくない」と言い出し調停をする事になりました。

家を建て住宅ローンが残っていますが、財産はほとんどなくもめる要因は養育費のみでした。

年収に応じた養育費を支払う事をかなり渋り、調停員さんのほうがかなり説得してくれ基準値まで支払ってくれるようになりました。

また、民間団体の女性支援をしている方を市から紹介してもらい色々相談に乗ってもらったり、調停にも同行してもらいました。

実家はかなり逼迫し、私自身まだまだ働きに出る事は不可能ですが、私は離婚を決意しました。主人の元に戻れば、経済的には困らないとは思いますが、精神的に耐えれていなかったと思います。

まだ離婚して間もないですが、この決断は間違っていないと思っています。