離婚の理由と原因 | 夫のDV行為。 |
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子どもの有無 | 1人 |
親権は譲れない
私が離婚に至った経緯です。元夫はもともと気分屋でキレやすい性格でした。たまに仕事のストレスなどでキレて家の物を壊したり、私を殴ったりしていました。
結婚当初は夫はこういう性格だからしょうがないと半ばあきらめていましたし、自分の両親に心配かけないようにと夫のDVについては話さずにいました。
しかしあるとき、いつものように仕事のストレスからキレて私を殴ったり、子供を怒鳴りつけたうえに「出て行け」と言われました。
するとその状況を見ていた義母は驚くことに「あなたが悪いんだから、謝りなさい」と私に言ったのです。
2人の態度にさすがに我慢の限界で、もうこれ以上この家にはいられないと思い実家に戻ることにしました。
別居後も、夫と当人同士で話し合いをしようとしましたが、ことあるごとに義母が口を挟み離婚協議が全く進みませんでした。
離婚の同意は得られましたが親権はお互い譲らず、このままでは協議離婚は出来ないと思い、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることにしました。
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離婚調停の申し立て
調停の申し込みについては、インターネットでいろいろ調べました。
家庭裁判所のホームページをみれば大抵の情報を入手出来ました。離婚調停に必要な書類、申し立ての流れをメモして、家裁に出向き離婚調停の申し立てをしました。
親権問題はかなり揉めると聞いていたこととどうしても親権は譲りたくない理由で、知り合いから離婚問題に強い弁護士さんを紹介してもらい、そちらの弁護士事務所でお世話になることにしました。
弁護士事務所の方が熱心に話を聞いてくれて、弁護士さんも忙しい中とても良くしてくれました。
地元で活躍されている弁護士さんだったこともありとても心強かったです。
4回の調停で決着
1回目の調停はお互いの言い分の確認をしました。
2回目は現在の仕事や生活などの状況確認をしました。
3回目は自分が親権を主張する理由でした。自分が親権を取得したほうが、子供にとってどんな利益があるのかを話しました。そして最後の4回目にやっと決着しました。
親権は母親である私が取得しました。慰謝料はお互いの主張に証拠がなく、どちらも請求できないという判断からもらえませんでした。
養育費は元夫がそのときに無職だったので、もらえないことになりました。
養育費を払わずに子どもと面会することには納得いきませんでしたが、これ以上長引かせないためにもそこだけは妥協しました。
その代わりに子供にかけていた保険はすべてもこちらでもらいました。財産分として、貯金などお金は半分ずつ分け、所有していた自動車は1台ずつ分けました。
荷物を取りに行くときにも弁護士さんに付き添いしてもらい、問題が起きないようにしました。
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離婚調停をしてみて
離婚調停が決着するまで約半年の時間を費やしましたため、子供にもつらい思いをさせました。
しかし弁護士さんや家庭裁判所を通して離婚調停をして親権を取得したので、相手や相手の親にも文句は言わせず、今はすっきりして良かったと思います。
おそらく協議離婚していたらきっと離婚後も問題が起きていたかもしれません。
私のように相手との話し合いがうまく進まないときは、離婚調停をして家庭裁判所を通してはっきりさせたほうがお互いのためにいいと思います
。離婚調停を利用するならば、単に離婚するためだけや親権を決めるためだけではなく、離婚後の生活に関わってくる養育費や面会交流についてもしっかり決めることが大切だと感じました。
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