『中央区』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで中央区内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

中央区で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、中央区内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

中央区で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

◯区民相談室（区役所）

相談日時：週1回程度

電話：03-3546-9590

◯日本橋特別出張所

相談日時：月2回程度

電話：03-3546-9590

◯月島特別出張所

相談日時：月2回程度

電話：03-3546-9590

「ブーケ21」女性相談

専門カウンセラーによる相談です。DV、家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

◯電話相談

相談日時：月曜日（10時～16時）

相談専用：03-5543-0653

◯面接・電話相談（予約制）

相談日時：お問い合わせください。

会・問合せ先：女性センター「ブーケ21」

予約受付：平日（9時～21時）

電話：03-5543-0653

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。

相談日時：月1回程度

会場：区民相談室（区役所）

問合せ先：区民相談

電話：03-3546-9590

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：区民生活課（戸籍係）

電話：03-3546-5317

各特別出張所（日本橋・築地）の区民係でも手続き可能です。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険年金課（保険年金係）

電話：03-3546-5370

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、中央年金事務所までお問い合わせください。

所在地：中央区銀座7-13-8

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：03-3543-1411

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険年金課（給付係）

電話：03-3546-5360

中央区のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課（子育て支援係）

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成
・児童育成手当（育成手当・障害手当）
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子生活支援施設の入所

電話：03-3546-5350・5351

◯障害者福祉課（障害者福祉係）

・特別児童扶養手当

電話：03-3546-5389・5268

中央区の離婚事情

中央区の離婚件数の推移です。

平成元年：92組
平成5年：114組
平成10年：162組
平成15年：211組
平成20年：290組
平成25年：323組
平成26年：314組
平成27年：320組

なお2016年の東京都の離婚件数：23470件、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.73となります。

離婚エピソード：『離婚して思うこと。仕事を辞めなくてよかった。』

私は数年前に離婚し、小学校低学年の娘と暮らしています。両親と同居して経済的にも精神的にも助けてもらっています。

フルタイムで働いているので、娘とゆっくり過ごす時間が少なくて罪悪感でいっぱいになることも。時間に追われて、1日があっという間に終わってしまいます。

会社では人間関係の悩みもあって、夜になるとぐったり。娘を育てるためには働く必要があるけれど、正直仕事を辞めたいと思うこともあります。
でも仕事をしているからこそ、離婚ができたし娘を引き取って一緒に暮らすことができている。これって、実はとても幸せなことなんですね。

もしも私が専業主婦で、働こうと思っても働き口がなかったら、離婚したいと思ってもできなかったと思うし、たとえ離婚が成立したとしても娘は父親の元に引き取られていたはず。

そう考えると、いろいろ不満があったとしても、こうやって結婚前からの仕事を続けていて本当に良かったと思います。

実は私、娘を妊娠した時に退職しようと考えていたんです。でもちょうどその頃、夫のお給料が大幅にダウンしたため、私は仕事を続けるしかありませんでした。

出産後、家事・育児と仕事で忙しく「こんな生活、もう嫌」と何度も何度も思いました。

でもそれが結果として人生の選択肢を増やしてくれました。自分で働いて収入を得ることができるから、離婚して新しい人生を歩んでいく決断ができたんです。

大変なこともあるけれど、やはり仕事を辞めなくて良かったと離婚を経験してから特に思います。仕事を続けてこられたのは、両親のサポートと会社の理解があったおかげ。

私はこれからも仕事を続けながら、娘と両親と一緒に自分の人生を創っていきます。私自身の幸せのために。