『墨田区』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで墨田区内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

墨田区で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、墨田区内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

区役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週3回程度

会場・問合せ先:すみだ区民相談室

電話:03-5608-1616

女性相談

DV、家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時:週3回、月1回土曜日

会場・予約先:すみだ女性センター相談室

電話:03-5608-1771

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

墨田区の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:窓口課(戸籍係)

電話:03-5608-6107

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課(国民年金係)

電話:03-5608-6129・6130

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、墨田年金事務所までお問い合わせください。

所在地:墨田区立川3-8-12

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:03-3631-3111

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課(こくほ資格係)

電話:03-5608-6121

墨田区のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課(児童手当・医療助成係)

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成
・児童育成手当(育成手当・障害手当)

電話:033-5608-6376

◯生活福祉課(相談係)

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:03-5608-6154

墨田区役所※相談の日時や予約の確認は、墨田区役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:墨田区吾妻橋1-23-20

代表:03-5608-1111

墨田区の離婚事情

墨田区の離婚件数の推移です。

平成元年:336組
平成5年:387組
平成10年:489組
平成15年:565組
平成20年:613組
平成25年:538組
平成26年:595組
平成27年:524組

なお2016年の東京都の離婚件数:23470件、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.73となります。

離婚エピソード:『シングルマザーの仕事事情』

私が離婚したばかりの頃。子どもがまだ2歳でしょっちゅう風邪を引いたり、熱が出たりしていました。

体が弱かったので、母子入院になってしまったり。

職場には毎回、子どもを理由に休みを貰っていたのですが、「子どもの為にも今は一緒にいた方が良いのでは」と言われ仕方なく仕事を辞めることに。

職場の方に付き添って貰い、生活保護の申請をすることにしました。

申請は通り、何とか子どもに集中出来るようになったのですが、自分は健康で働けるのに、何だか申し訳ない気持ちで悶々とした日々を過ごしていました。

子どもと二人きりで毎日いることも、社会から取り残された気分で孤独で…

それから半年ほど経ち、子どもの体が安定しはじめた頃、ケースワーカーさんに「ずっと家に二人きりでいると辛くないですか」と言って言ってもらいました。

正直に、辛い!働けるのにこのままはイヤだ!という気持ちをぶつけてみました。ケースワーカーさんは1枚の紙を見せて「ボランティアをしてみませんか」と言ってくれました。

これは働くまでのステップになるし、なんと言っても孤独から脱することが出来ると思いました。

すぐに申し込み、次の週にはボランティアに参加することに。そこのボランティア先は役所と連携を取り、シングルマザーの自立を支援する援助をしているとこでした。

ボランティア先は親子で行けるカフェで、私の仕事はカフェの手伝い。私の子どもも連れて行くことができるのです。とても楽しみでたまりませんでした。

当日はエプロン持参でまず2時間からの作業です。カフェの仕事は初めてでしたが、接客はとても楽しかったのです。

子どもも目の届く場所で遊んでいるので安心でした。それから週3で4時間ほどボランティアをする日が続き、仕事も慣れてきて自分に自信も持てました。

半年経ち、子どもが三歳になった頃、ボランティア先から「子どもの病気した時の事は考慮するのでうちのもう一店舗で働きませんか」と言って頂きました。

即、返事をし、無事、就職が決まり自立することが出来ました。

シングルマザーの方、是非焦らずゆっくりでいいので自分の居場所を見つけていきましょうね。