『稲城市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで稲城市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

稲城市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、稲城市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:月8回程度

会場:市民相談室(市役所)

問合せ先:市民協働課(市民生活係)

電話:042-378-2286

女性相談

専門相談員による相談です。DV、結婚、離婚、家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時:月3回程度

会場:相談室

問合せ先:市民協働課(男女平等参画係)

電話:042-378-2286

人権・身の上相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時:月2回程度

会場:市民相談室(市役所)

問合せ先:市民協働課(市民生活係)

電話:042-378-2286

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

石巻市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

代表:042-378-2111

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課

代表:042-378-2111

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、府中年金事務所までお問い合わせください。

所在地:府中市府中町2-12-2

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:042-361-1011

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課

代表:042-378-2111

稲城市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課()

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成制度
・児童育成手当(育成手当・障害手当)
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子及び父子福祉資金・女性福祉資金の貸付

代表:042-378-2111

稲城市役所※相談の日時や予約の確認は、稲城市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:稲城市東長沼2111

代表:042-378-2111

稲城市の離婚事情

稲城市の離婚件数の推移です。

平成元年:84組
平成5年:91組
平成10年:141組
平成15年:155組
平成20年:144組
平成25年:131組
平成26年:119組
平成27年:120組

なお2016年の東京都の離婚件数:23470件、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.73となります。

離婚エピソード:『シングルマザーとして家事と育児と仕事の日々』

シングルマザーになって本格的に仕事を始めた。今までの主婦時代のパート勤務とはわけが違う。父親代わりの一家の大黒柱でもあり、母親としての縁の下の力持ちにもならなければいけない。

離婚の感傷になど浸っていられないほど忙しくなった。低血圧で朝が弱い私は、独身の頃から朝風呂は欠かせなかった。

朝からお風呂を沸かし、その間に朝ご飯と自分のお弁当を作る。娘は給食なのでその点はありがたい。お風呂に入ったらバタバタとメイクをし、娘を乗せて車を走らせる。

娘が通う中学校と私の職場が近いことは本当に良かったと思った。通勤通学が一緒だと時間にロスがない。シングルマザー初の仕事はネットショップの事務。

事務と言っても午前中は発送準備も手伝わなければいけない。ネットショップの母体である老舗の旅館のメニューを一部レトルト商品にし、地場産品を加えたものが商品の目玉となっていた。

「ふるさとの味」が評判を呼び、売上は好調。特に箱いっぱいにいろんなものを詰めた、まるでふるさとの親からの宅配便のようなセットは大好評で、目の回る忙しさだった。

午前中の発送が終わると、午後は事務作業。ショップの仕入れや売上などの入出金管理を行う。合間に電話やメールでお客様対応もしなければいけない。

明日の商品に同梱する明細表やお料理のレシピなども用意する。午前中と同様、午後も目まぐるしい。メールを打ちながら電話を取る、そんなことをしていたら娘が職場にやってきた。

学校が終わったら、ここに来るように言ってあった。私の仕事が終わるまで、娘は職場の片隅で宿題をした。

職場の人達にもシングルマザーであることは告げていたため、みんな娘に優しく声をかけてくれた。嬉しかった。

心に大きな傷を持った私達二人にとって、一番嬉しい優しさがここにあった…。