『下関市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで下関市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

下関市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、下関市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週2回程度

会場・予約先:市民相談所

電話:083-231-3730

一般相談

相談員による相談です。離婚、相続などの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(9時~16時)

会場・問合せ先:市民相談所

電話:083-231-3730

女性相談

婦人相談員による相談です。夫婦、家族などの揉めごと、DVなどについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(9時~16時)

会場:市民相談所

問合せ先:福祉政策課

電話:083-231-1156

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(8時30分~17時15分)

会場・問合せ先:山口地方法務局下関支局

電話:083-234-4000

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民サービス課

電話:083-235-9226

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課

電話:083-231-1280

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

下関年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:下関市上新地町3-4-5

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:083-222-5587

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課

電話:083-231-1280

各総合支所(菊川、豊田、豊浦、豊北)、各支所(長府、王司、清末、小月、王喜、吉田、川中、安岡、吉見、勝山、内日)でも手続き可能です。

下関市のひとり親家庭の支援

◯こども家庭支援課

・児童扶養手当
・ひとり親(母子・父子)家庭等医療費の助成

電話:083-231-1432

◯こども家庭支援課(こども給付係)

・自立支援教育訓練給付金事業
・高等職業訓練促進給付金等事業

電話:083-231-1358

◯障害者支援課

・特別児童扶養手当

電話:083-231-1917

下関市役所※相談の日時や予約の確認は、下関市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:下関市南部町1-1

代表:083-231-1111

下関市の離婚事情

下関市の離婚件数の推移です。

平成元年:476組
平成5年:466組
平成10年:589組
平成15年:743組
平成20年:485組
平成25年:527組
平成26年:447組
平成27年:480組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:2088世帯
平成17年:2435世帯
平成22年:2281世帯

離婚エピソード:『離婚するなら法律事務所に相談』

下関市に引っ越してくる前の話です。4年連れ添った妻と離婚することとなり、その時のことをお話します。

妻の性格や態度に限界を感じ、もう関係の継続ができないと思って、離婚を切り出そうと決断しました。

しかし、妻にはなかなか言えませんでした。当然、親には相談できませんでしたし、離婚を相談できる友人もいませんでしたので、離婚するうえで誰にどのようににどのように相談するかを考えました。

また、離婚の際に必要な手続きやどのように離婚するのかよくわかっていなかったこともあります。

まずは、以前住んでいた市が発行する広報に載っていた、市が主催している弁護士による無料相談を受けることになりました。

市の無料相談は、予約制で、平日しか行っていないということだったので、会社を休んで、最寄りの市役所にある会議室で弁護士さんに離婚のことを相談しました。

その際、最初に、弁護士さんから説明があり、「初回、30分までは」無料で、それ以降は有料であるとのこと。

確か、30分で5000円くらいだったと思います。その弁護士さんに依頼してみようかと思いましたが、ちょっと頼りないなと思い、その弁護士さんから「法テラス」を教えてもらい、そこに行くことになりました。

「法テラス」は、公的機関な機関なので安心して相談できる環境にあって、料金も安いと聞いていたので、期待していたのですが、「収入基準」というものがあり、ある程度収入がある方は、基本的には受付ができないとのことでした。

そのため、法テラスでの相談を諦め、離婚に強い法律事務所をネットで探し、その法律事務所で相談しました。

結局、市の無料相談から始まって1年位かけて離婚が成立しました。離婚を決断してから、もっと早く相談できればよかったなと考えています。

結論離婚を相談することは、市役所でも法テラスで無料でできます。ただ、いずれもいろいろ条件があったりするので、自分の思っていたことができない場合もあります。

離婚に強い法律事務所にすぐに相談するのが一番早くて確実だと思いました。