『射水市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで射水市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

射水市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、射水市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

開催日:月1回程度。ハガキでの申込が必要とのことです。詳細はお問合せ下さい。

会場:市役所本庁舎

問合せ先:総務課

電話:0766-51-6615ハガキ

女性のための無料相談

専門女性カウンセラーによる相談です。家族、夫婦、親子などの問題について相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

開催日:月1~2回程度

問合せ先:地域振興・文化課(協働・男女参画係)

電話:0766-51-6622

特設人権相談

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

◯小杉社会福祉会館

開催:月1回程度

◯新湊交流会館会議室

開催:月1回程度

◯大門総合会館会議室

開催:月1回程度

◯射水市役所内会議室

開催:月1回程度

◯下村コミュニティセンター内会議室

開催:2ヶ月に1回程度

問合せ先:地域振興・文化課(協働・男女参画係)

電話:0766-51-6622

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

電話:0766-51-6621

各地区行政センターの市民サービス課で手続きができます。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課国保・年金係

電話:0766-51-6628

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

高岡年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:高岡市中川園町11-20

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0766-21-4180

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課国保・年金係

電話:0766-51-6628

射水市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子父子寡婦福祉資金貸付金

電話:0766-51-6629

◯学校教育課

・児童生徒就学援助

電話:0766-51-6635

射水市役所※相談の日時や予約の確認は、射水市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:水市新開発410-1

代表:0766-51-6600

射水市の離婚事情

射水市の離婚件数の推移です。

平成元年:74組
平成5年:102組
平成10年:131組
平成15年:155組
平成20年:129組
平成25年:119組
平成26年:135組
平成27年:124組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:284世帯
平成17年:382世帯
平成22年:395世帯

離婚エピソード:『18歳で結婚した私の離婚体験談。』

高校卒業し、地元から東京の専門学校に通うために上京。そして、生活費のために夜、居酒屋でバイトを始めました。

そこで出会った2歳上の男性と仲良くなり、付き合うことになりました。付き合って、2年が経つ頃、妊娠していることが分かりました。相手は、大学4年生。私は専門学校2年。どうしても産みたかった私。彼も私に押し切られる形で、結婚となりました。

結婚式は、居酒屋のバイトメンバーがレストランを貸し切って開いてくれました。手作りのウエディングドレス、招待客は20名程度、それでも幸せでした。

彼が社会人になるまでは、彼の実家でお世話になり、彼の卒業と同時に2人でアパート暮らし。そこで、1人目が産まれました。

続いて、2人目も妊娠し、年子での出産となりました。しかし、この頃から旦那との関係は不仲そのもの。おそらく、彼は社会人になり稼いだお金を家族に渡すこと、自分が満足いくように遊べないことなどが不満だったようです。

ケンカした際に「子どもは欲しくなかった」と何度も言われました。私もすぐに働きたかったけれど、頼れる実家は飛行機で2時間の距離。旦那の両親は働いており、頼れません。

そんな生活が続く中、旦那の帰りが遅くなり、問い詰めると「付き合っている人がいる」。同じ職場の女性と恋仲になったと告白されました。当時は私は23歳。

若さもあり、もうこれ以上、彼といるのは無理だなと思い離婚を決意しました。慰謝料や財産分与なんて言葉は知らず、子ども1人に当たり毎月2万円を振り込むことを口約束し、子どもを連れて実家に戻りました。

結婚生活が短かったこと、自分自身に知識がなかったことから、弁護士や法テラスには相談はしませんでした。知ってたら、相談したかも知れませんが、今となっては、もういいや、と思います。

実家の両親は暖かく向かい入れてくれました。孫の面倒もみてくれました。私は、実家でお世話になりながら下の子が3歳になるまで、近所のスーパーでバイトをしていました。

そして、下の子が年少になるのと同時に、地元から電車で2時間の地方都市に移住。親子3人での生活を始めました。月4万円、1DKのアパートを借り、子どもたちは保育園にいれました。

困ったのは子どもが病気の時。母親が時々泊まりで面倒をみてくれましたが、どうしても仕事を休む日が増えました。仕事は、アパレルショップの販売員で理解ある職場でしたが、心苦しかったです。

ただ、仕事をしていたおかげで同じ境遇のママ友ができ、お互い助け合って育児が出来ました。例えば、お迎えを頼んだり、帰る時間まで家で子どもをみたり。休みの日もお互い面倒見ていました。

すがれるものには、なんにでも。本当になりふりかまっていられませんでした。結局、仕事は収入が増えず、ハローワーク主催の資格取得の講座を受けることにし、手当をもらいながら建築関係の資格を取得。

その後、住宅メーカーの契約社員として働き始め、現在は正社員として働いています。

若いときの結婚、離婚は、そのときは傷つき、その後の一人育児も不安との戦いでした。でも、腐らずに、自分に資格を身につけ、今では正社員。さらに、付き合って数年になる彼氏もいます。

子どもたちが物心つくころから一緒にいるので、お兄ちゃんのようなお父さんのような存在です。今では、結婚して子どもが出来て良かったし、離婚して今の生活があって良かったなと思います。