『葛飾区』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで葛飾区内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

葛飾区で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、葛飾区内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

女性のための相談

男女平等推進センターで開催される女性のための相談です。

◯女性のための法律相談相談

弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時：週1回程度

電話：03-5698-2211

◯DV相談

専門の相談員によるDV相談です。

相談日時：週2回程度

電話：03-5698-2211

◯悩みごと相談

カウンセラーによる相談です。家庭、夫婦、セクハラなどの悩みについて相談が可能です。

相談日時：平日開催

電話：03-5698-2213

弁護士による離婚相談

区役所などで開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

◯区民相談室（区役所）

相談日時：週4回程度

◯電話法律相談※来所が困難な方が対象

相談日時：月1回程度（第1木曜日：13時10分～16時30分）

◯金町地区センター

相談日時：月4～6回程度

◯新小岩北地区センター

相談日時：月2回程度

問合せ先：区民相談室

予約：03-5654-8612～5

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：戸籍住民課（戸籍届出係）

電話：03-5654-8190

各区民事務所でも手続きができます。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保年金課（国民年金係）

電話：03-5654-8214

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、葛飾年金事務所までお問い合わせください。

所在地：葛飾区立石3-7-3

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：03-3695-2181

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保年金課（資格係）

電話：03-5654-8210

葛飾区のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課（児童手当係）

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成
・児童育成手当（育成手当・障害手当）

電話：03-5654-8298

◯子育て支援課（ひとり親家庭相談係）

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子福祉資金・父子福祉資金
・母子生活支援施設

電話：03-5654-8276

葛飾区の離婚事情

葛飾区の離婚件数の推移です。

平成元年：686組
平成5年：824組
平成10年：1000組
平成15年：1028組
平成20年：1010組
平成25年：928組
平成26年：926組
平成27年：874組

なお2016年の東京都の離婚件数：23470件、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.73％となります。

離婚エピソード：『サックスプレイヤーの血を受け継ぐ息子』

私は学生時代からサックスをやっていました。

部活でしていて、全国大会にも出たり、かなりハードに練習したこともあり、青春時代はほぼサックスと一緒に過ごしました。

そんな学生時代でしたが、同じく他の学校でブラスバンド部でサックスをしていた男性と出会い、高校、大学と付き合ったあと結婚しました。

結婚するまで、そしてした当初は2人でよくブラスバンドを聞きに行ったりしていましたし、サックスでセッションしたりもしました。

とても楽しかったですが性格の不一致から不満が募り、結婚してから5年で離婚しました。そそしてシングルマザーになったのです。息子は当時まだ3歳でした。

小さな息子の親権は私が引き取り、家ではやはりよくビッグバンドジャズやサックスの曲をかけていて、自然と息子は聞いていました。

そんな息子が小学5年になった時、それまでピアノとサッカーをしていてサッカー少年だったので、中学では当然サッカー部に入ると思っていたのですが「僕はブラスバンドに入る」と言い出したのです。

そして何も教えていないのに、「僕はパパとママみたいにサックスを吹きたい」と言いました。嬉しさもあり、驚きもありました。

しかし、息子は小さい頃から聞いていたからか、また私たちの遺伝子を受け継いでか、上達が驚くほど早く、先輩たちを差し置いて一年生の夏にはソロパートを勝ち取ったのです。

これには私も夫も驚きました。吹奏楽コンクールで堂々と演奏し、見事金賞をとった息子は飄々としていましたが、本当に嬉しく、また離婚した夫とも共通の喜びが得られ、やはり子供は幸せをくれる天使だなと思いました。

これからも、惜しみなく応援したいと思っています。