『佐野市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで佐野市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

佐野市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、佐野市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時：各会場月1回

会場：万葉の里城山記念館（佐野駅北口）、田沼中央公民館田沼行政センター（西側）

問合せ先：交通生活課

電話：0283-20-3014

女性相談

女性相談員（家庭児童相談室）による相談です。詳細はご確認下さい。

相談日時：月1回

会場：男女共同参画推進センター(田沼行政センター内)

問合せ先：人権・男女共同参画課

電話：0283-61-1140

困りごと・人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時：お問合せ下さい。

会場：お問合せ下さい。

問合せ先：人権・男女共同参画課

電話：0283-61-1140

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。本人確認を実施しているため、身分証明を忘れずに持参下さい。

問合せ先：市民課

電話：0283-20-3016

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：市民課年金係

電話：0283-20-3019

田沼行政センター、葛生行政センターの市民係、各支所（ 赤見･野上･新合･飛駒）でも届け出可能です。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、栃木年金事務所までお問い合わせください。

所在地：栃木市城内町1-2-12

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0282-22-4131

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：医療保険課

電話：0283-20-3024

届け出の窓口は、市民課、田沼行政センター、葛生行政センター、各支所となります。

佐野市のひとり親家庭の支援

◯こども課

・児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費

電話：0283-20-3023

◯家庭児童相談室

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子父子寡婦福祉資金の貸付

電話：0283-20-3002

◯障がい福祉課

・特別児童扶養手当

電話：0283-20-3025

佐野市の離婚事情

佐野市の離婚件数の推移です。

平成元年：129組
平成5年：179組
平成10年：217組
平成15年：246組
平成20年：238組
平成25年：219組
平成26年：196組
平成27年：177組

なお平成28年の栃木県の離婚件数：3,429件、離婚率は1.77です。

全国の離婚率は1.80％となります。

離婚エピソード：『普通に生活することの大変さを痛感』

お見合い結婚してアパート暮らしを始めましたが、僅か半年で離婚してしまいました。

アパートには私一人だけで住むことになり、それまでパートナーに任せっきりにしていた家事を全て私が行わなければならなくなります。
誰もが当然のようにこなしていることですから、私にも家事は難なく務まるだろうと考えていました。

ところが、挑戦するほどに難しさを痛感して離婚したことを後悔するほどでした。悔やんでいても何も始まりません。

学校の調理実習以外で行ったことのない料理でしたが、逆に得意になってやろうと決意しました。

しかし、包丁をはじめとした刃物に恐怖を抱いているので、慣れた人なら20分もあれば作れる料理に私は1時間もかける始末。

途方に暮れる日々でした。

家事について困っていたのは、料理だけではありません。

ゴミ捨てに関しても、私の性格から考えると向いていないと感じるほど苦手意識が強かったです。

汚れや臭いが体に付着することに嫌悪感を抱くので、スーパーのレシートやメモ用紙などが詰め込まれた燃えるゴミでさえも、収集場所まで持ち運ぶときに苦労しました。

たったそれだけのことにストレスを感じるものですから、生ゴミの処理を行うときは毎回吐き気を覚えるほど。

しかしながら、家事という試練を乗り越えなければ生きていけないと覚悟を決めて頑張り続けました。

離婚してから1年が経つころになると、手際よく料理できたりゴミの処理をスムーズにできるようになりました。

この経験を先にしていれば、家事を分担して円満な結婚生活を送れていたかもしれないですね。