離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。
例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。
ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで都城市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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都城市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、都城市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
女性相談
◯女性総合相談
女性相談員によるDV、離婚などの相談が可能です。
相談日時:平日(10時~16時)
◯法律相談
女性弁護士による相談です。
相談日時:月1回程度
◯こころの相談
女性カウンセラーによる相談です。
相談日時:月1回程度
問合せ先:都城市男女共同参画センター
電話:0986-23-7157
人権相談
人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時:お問合せ下さい。
会場:お問合せ下さい。
問合せ先:宮崎地方法務局都城支局
電話:0986-22-0490
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民課
電話:0986-23-2128
各総合支所(山之口、高城、山田、高崎)の市民生活課、各地区市民センター(志和池地区、庄内地区、西岳地区、夏尾、中郷地区)でも手続き可能です。
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
保険年金課(年金担当)
電話:0986-23-2629
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
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年金事務所
都城年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:都城市一万城町71-1
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:0986-23-2571
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
保険年金課(国保担当)
電話:0986-23-2642
都城市のひとり親家庭の支援
◯こども課
・児童扶養手当
・母子・父子等医療費助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
電話0986-23-2684
◯福祉課(地域福祉・障害福祉担当)
・特別児童扶養手当
電話:0986-23-2980
都城市役所※相談の日時や予約の確認は、都城市役所ホームページをご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:都城市姫城町6街区21号
代表:0986-23-2111
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都城市の離婚事情
都城市の離婚件数の推移です。
平成元年:268組
平成5年:296組
平成10年:400組
平成15年:443組
平成20年:417組
平成25年:384組
平成26年:360組
平成27年:389組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:1310世帯
平成17年:1519世帯
平成22年:1644世帯
離婚エピソード:『離婚後男手一つで子供を育てるのは正直しんどい』
妻と一人息子の3人で生活をしていたのですが、妻が別の男と不倫をし、その間男との間の子供を妊娠してしまったことから離婚を決意。
慰謝料などの請求や離婚調停に生活が終われるのが嫌で請求などはせず、私が息子を引き取り育てていくことになりました。
その際に苦労したことは、やはり仕事と家事を両方しなければいけないことですね。
子供は離婚当時小学生低学年だったので、まだ小さい子供を一人で家にいさせなければならないことが非常に心配でした。
そして仕事で疲れて帰宅した後、家に帰ってもやることはたくさんあります。
男の子なので食欲が旺盛ですのですぐに食事の用意をしなければならず、その後は終われるように洗い物をして洗濯、日によっては浴槽周りの掃除なども行い、息子とのコミュニケーションをとって寝かしつけた後やることをこなすと、気がつけば大体深夜帯です。
やりたいこともなかなか出来ず、自分のことにお金や時間を使えないというのはかなりのストレスになり、胃をやられてしまったこともありました。
家事をなめていたわけではありませんでしたが、まだ妻がいた時は家事を担当してくれていた分楽が出来ていたのだと痛感しました。
しかし子供を放り出すことは出来ないため、とにかくがむしゃらに子育てをしていた気がします。
子供はそんな私の苦労を感じてくれたのか、家事こそあまり手伝わなかったものの素直な性格に育ってくれたため、今では私の趣味の時間を作ってくれるほどになりました。
母親がいなくなるという環境の劇的な変化は息子にとって大きなストレスだったのでしょうが、私と生活してくれている息子のためにも仕事や家事を頑張れた気がします。
なかなか時間が取れない中でも出来るだけ行事には参加するようにし、運動会や授業参観などにはしっかり顔を出すようにしましたが、子供の嬉しそうな顔を見ると来て良かったと心から思いますね。
最近は料理を作るのがあまりにも面倒でコンビニ弁当で済ませることも多いのですが、毎日料理を作っている片親の方は本当に尊敬します。
これからも息子と一緒に楽しく生活して、いつか息子が立派に自立する日を楽しみにしたいと思います。
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