『海老名市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで海老名市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

海老名市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、海老名市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:月2回

会場・問合せ先:市民相談室(市役所)

電話:046-292-0880

女性相談

女性相談員による相談です。DV、家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談受付:平日(8時30分~12時、13時~16時30分)

女性専用ダイヤル:046-231-2224

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。

相談日時:月1回

会場・問合せ先:市民相談室(市役所)

電話:046-292-0880

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

石巻市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民協働部(窓口サービス課)

窓口サービス係:046-235-4869

戸籍係:046-235-4870

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保医療課(国民健康保険係)

年金:046-235-4596

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、厚木年金事務所までお問い合わせください。

所在地:厚木市栄町1-10-3

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:046-223-7171

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保医療課(国民健康保険係)

国保:046-235-4594

海老名市のひとり親家庭の支援

◯国保医療課(福祉医療・手当係)

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:046-235-4823

◯こども育成課(こども政策係)

・ひとり親家庭等家賃助成

電話:046-235-7878

海老名市役所※相談の日時や予約の確認は、海老名市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:海老名市勝瀬175-1

代表:046-231-2111

海老名市の離婚事情

海老名市の離婚件数の推移です。

平成元年:129組
平成5年:156組
平成10年:207組
平成15年:259組
平成20年:211組
平成25年:197組
平成26年:181組
平成27年:199組

なお2016年の神奈川県の離婚件数:15673件、離婚率は1.74です。

全国の離婚率は1.73%となります。

離婚エピソード:『離婚するまでの長い道のり』

24歳で離婚を決意して子どもを連れて家を出ました。子どもは2歳。

夫は離婚を承諾してくれませんでした。だからとにかく夫から逃げようと思ったのです。

夫は、ほとんど家に帰って来ず、仕事も続かないような人でした。私が夜の仕事をして生計を立て、お金が欲しいときだけ帰って来ていました。

子どももいるし、夫のお母さんが一緒に住んでいたので、家を出るというのは気持ち的に、かなり勇気がいたのです。

夫のお母さんは孫をかわいがってくれてましたし、「息子がどうしようもなくてごめんね」と私をかばっていてくれたので、お母さんを見捨てるのも辛かったと言う気持ちもありました。

しかし、私だけのお給料で支払えないくらいの借金を夫は抱えてきてしまったのです。

私は途方に暮れ、もう体を売る仕事くらいしかないと追い詰められ、そういった求人の雑誌を、コッソリ見ていました。

こんなことしてまで、ここにいる意味があるのかもう訳が分からなくなっていました。

そんな思いの中、求人雑誌を見ているところを夫のお母さんに見られてしまい、「こんな仕事するしかないんです。本当はやりたくない!」と涙ながらに伝えてしまいました。もう限界だったのです。

夫のお母さんは「本当に息子のせいで苦労かけてごめんね。どんな仕事しても応援するよ」と言われたのです。

夫のお母さんは、私の稼ぎをあてにしていたようです。

どんな仕事でも…、というメッセージに私はとうとう心が折れました。

本当は止めて欲しかった。この家では、私は単なる金を運んでくるだけの存在。

これを機に、家を出ようと決意できました。味方は誰もいなくなったけど、子どもと二人きりの生活の方がずっとマシと気づいたのでした。

とにかく追ってこられないように遠く逃げ、離婚届を送りました。出て行ったことで決意が固いと思ったのか、あっさり夫は判を押しました。

それから10年、私は今、再婚して幸せに暮らしています。