『敦賀市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで敦賀市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

敦賀市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、敦賀市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

相談日時:月2回程度

会場・問合せ先:敦賀市福祉総合センター「あいあいプラザ」

電話: 0770-22-3133

福井弁護士会の離婚相談

福井弁護士会の無料相談です。親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する法律全般の相談が可能です。詳細は予約時にお問合せ下さい。

相談日時:月3~4回程度

会場:敦賀市男女共同参画センター

問合せ先:福井弁護士会

電話:0776-23-5255

女性相談

DV相談、家庭内の問題などの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:平日、月2回土曜日に開催

問合せ先:市民協働課男女共同参画室

電話:0770-23-5411

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなどの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:月2回程度

会場・問合せ先:敦賀市福祉総合センター「あいあいプラザ」

電話: 0770-22-3133

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

電話:0770-22-8116

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課

電話:0770-22-8120

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

敦賀年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:敦賀市東洋町5-54

受付時間:平日:8時30分~17時15分

国民年金課:0770-23-9902

お客様相談室:0770-23-9904

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課

電話:0770-22-8120

敦賀市のひとり親家庭の支援

◯児童家庭課

・児童扶養手当
・母子家庭等の医療費の助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:0770-22-8125

◯地域福祉課

・特別児童扶養手当

電話:0770-22-8118

敦賀市役所※相談の日時や予約の確認は、敦賀市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:敦賀市中央町2-1-1

代表:0770-21-1111

敦賀市の離婚事情

敦賀市の離婚件数の推移です。

平成元年:84組
平成5年:88組
平成10年:135組
平成15年:166組
平成20年:151組
平成25年:150組
平成26年:119組
平成27年:147組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:364世帯
平成17年:429世帯
平成22年:416世帯

離婚エピソード:『離婚に踏み切ったのは娘からの言葉』

私が離婚を決意したのは娘が中学校1年の時でした。離婚の原因は夫の酒乱です。

結婚前には全く気付かなかった夫の酒癖の悪さ。どんどんボロが出て来たのは子どもが産まれてからでした。もともとあまり子どもに関心がなく、子ども優先というよりも自分のことが優先でいいお父さんではありませんでした。

しかし、仕事は真面目だったので私も多少のことは目をつむっていました。

子どもが小学校にあがり、外で飲むことが増えてきました。次の日が休みだと日付けが変わってから帰ってくることもしばしばありました。

ある日帰りが遅かったので私と娘は先に就寝していたら、帰ってくるなり私を叩き起こして、読みたかった本がなくなってると言い出したのです。

わざわざ叩き起こしていう事でもないと思いましたが子どもを起こしてしまうのも可哀想なので冷静に対処しました。

夫の酒癖の悪さはどんどんエスカレートしていきました。子どもが大きくなってくると、普段は関心がないのに成績表を貰って帰ってきたり、行事を見に行ったりした時だけ妙に教育パパになるのです。

娘の評価が悪いとその事が気にくわないらしく、お酒がまわると娘に当たるようになりました。理解力もついてきた娘の中で父はとても怖い存在に出来上がってしまいました。

酒を飲んでは娘にあたり、酷い時は寝ている娘を起こしてまで怒鳴り散らすようになっていきました。このままこの子が大きくなって力や知恵がついてくると取り返しのつかない事になるかもしれないと怖くなり、娘と話をしました。

娘が小学校三年生の時です。お父さんと離れて暮らそうと思うんだけどどうかな?すると娘はあんなに父に怯えているにも関わらず嫌だと言ってきたのです。

とにかく娘をこの人から守ろう。私は強くそう思いました。そして事件が起きたのは娘が小学校六年生の時でした。夫が仕事から帰宅するなり真っ先に娘に手をあげたのです。

何もしていない娘に理由もなく。慌ててとめに入り目の前で怒鳴り合っている私たちを見て娘は泣いていました。私はまた娘に聞きました。

もうお父さんいらないよね?娘は毎日怖い、もう嫌だと。その言葉で私はすぐ離婚することを決意し、裁判の結果私が親権を勝ち取り、娘が中学1年の時に離婚が成立しました。