『船橋市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで船橋市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

船橋市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、船橋市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

女性のための法律相談

女性弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

◯男女共同参画センター、

相談日時：月2回程度

◯相談室（フェイスビル5F)

相談日時：月1回程度

問合せ先：男女共同参画センター

電話：047-423-0757

弁護士による離婚相談

弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

◯市民の声を聞く課（市役所）

相談日時：週4回程度

◯船橋駅前総合窓口センター（フェイスビル）

相談日時：週1回、月1回土曜日

問合せ先：市民の声を聞く課

電話：047-436-2787

女性相談

婦人相談員による相談です。DV、家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時：平日（9時～16時）、第2・4土曜日（9時～16時）

会場：女性相談室

相談専用・面接予約：047-431-8745

問合せ先：家庭福祉課

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：戸籍住民課

電話：047-436-2270

市内各出張所、船橋駅前総合窓口センターでも手続きができます。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国民年金課

電話：047-436-2282

船橋駅前総合窓口センター、各出張所でも手続きができます。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、船橋年金事務所までお問い合わせください。

所在地：船橋市市場4-16-1

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：047-424-8811

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国民健康保険課

電話：047-436-2395

船橋駅前総合窓口センター、各出張所（二宮、芝山、高根台、豊富、習志野台、二和、西船橋） でも手続きができます。

船橋市のひとり親家庭の支援

◯児童家庭課（ひとり親家庭支援係）

・児童扶養手当
・母子・父子家庭等医療費の助成

電話：047-436-3316

◯児童家庭課（ひとり親家庭支援係・相談）

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・高等学校卒業程度認定試験合格支援事業

電話：047-436-2320

◯障害福祉課

・特別児童扶養手当

電話：047-436-2345

船橋市の離婚事情

船橋市の離婚件数の推移です。

平成元年：634組
平成5年：743組
平成10年：980組
平成15年：1156組
平成20年：1106組
平成25年：1065組
平成26年：1013組
平成27年：1081組

なお平成28年の千葉県の離婚件数：10,916、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.80％となります。

離婚エピソード：『離婚調停を経験してみて』

人から離婚の話を出され、長女にも会わせてもらえなかったことから調停を申し立てました。

裁判所で調停というと特別な怖いイメージでしたが、そんなことはなく、切手代だけで申し立てることができ、二人では顔を見るのも嫌なくらいだったので、冷静に話し合うきっかけとしてやってみてよかったと思います。

離婚調停と面会調停は同時に申し立てることができ、1年ぶりに長女と再会することができました。また、離婚調停の際に別居にかかる婚姻日の請求も申し立てることができました。

調停までに準備はかなり自分なりにしました。本を読んだり、弁護士に相談したり、自分なりに主張文を整理して毎回持っていきました。

当人同士がまったく冷静に話し合いができない場合や、常識が通じない相手の場合、はじめは有機がいりますが、調停をするのはおすすめです。

まず調停は月に一回しか開催されませんので、たとえ急ぎの案件でも話を急に進めてくれるわけではありませんので、注意しなくてはなりません。

また申し立てた相手方の居住地で開催されますので、私も子どもを連れて隣の県まで行っていました。子どもは途中から保育園に預けましたが、調停だけに集中できる環境を整えた方が無難です。

顔を合わせたくない相手なら調停委員に言えばそのように配慮してくれますし、私は住所を最後まで秘匿として隠してもらっていました。

冷静に、自分の言いたいことを整理して言うことが大切です。私はつい感情的になってしまいそうになってしまったので、意識して気を付けていました。

調停委員への印象も大切ですので、服装言葉遣いともに注意しましょうね。