『防府市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで防府市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

防府市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、防府市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士、司法書士、税理士、行政相談委員、人権擁護委員、公証人による相談です。親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能です。

相談日時：月1回程度。詳細は広報1日号にも掲載。

会場：文化福祉会館内

問合せ先：市政なんでも相談課（市政相談係）

電話：0835-25-2194

DV相談

女性相談員によるDV相談です。電話・面談での相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時：平日（開庁時間内）

問合せ先：社会福祉課（男女共同参画係）

電話：0835-25-2207

人権相談

人権擁護委員による相談です。夫婦、親子、離婚どの家庭内の問題などの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時：週1回（水曜日）

会場：文化福祉会館内

問合せ先：防府人権擁護委員協議会

電話：0835-25-0006※水曜日（9時～12時）のみ通話可能

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課（戸籍係）

電話：0835-25-2309

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険年金課（年金係）

電話：0835-25-2163

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

山口年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地：山口市吉敷下東1-8-8

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：083-922-5660

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険年金課（国保資格係）

電話：0835-25-2317

防府市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課（こども福祉係）

・児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成制度
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話：0835-25-2348

◯障害福祉課（障害福祉係）

・特別児童扶養手当

電話：0835-25-2387

防府市の離婚事情

防府市の離婚件数の推移です。

平成元年：166組
平成5年：206組
平成10年：251組
平成15年：298組
平成20年：238組
平成25年：200組
平成26年：198組
平成27年：211組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年：696世帯
平成17年：786世帯
平成22年：895世帯

離婚エピソード：『やはり片親で育った人間は…離婚する気は無くても結局…』

私が離婚したのは私が29歳の時でした。因みに現在私は40代前半ですのでもう離婚してから10数年経ちました。

お陰様で娘も成人しました。元妻にはとても感謝していますし本当に申し訳ないと私自身が死ぬまで思い続けると思います。

では私が離婚を決断した理由と経緯についてお話したいと思います。

妻と出会ったのは私が17歳で妻は18歳でした。妻は真面目で出会った当時は高校三年でした。私は中卒で職人の見習い期間中でした。

妻は両親、兄弟が居るいわゆる普通の家庭で両親の愛情を受けて育ったと思いますし本人も両親が大事だと良く言っていました。

かたや私は母1人子1人で育ちました。母は父が愛人と蒸発した後始末の父の借金を返す為、昼も夜も働き通しでほとんど家にいませんでした。

たまにいたとしてもやはりよほど疲れていたのか寝ていてばかりでしたしたまに起きていたとしても父と私が良く似てると自分の子供相手に自分がダンナに捨てられたうさ晴らしを私にしていました。

なので幼い頃からいつも1人でしたし誰もかまってくれる人もいなかったので家事洗濯等全て自分でやりましたし覚えました。因みに父は私は写真でしか見た事がありません。

そんな家が大嫌いでしたので当然中学卒業と同時に寮のある会社に就職しました。そんな経緯もあって妻と結婚すると決めたものの不安でしょうがありませんでした。

自分も母のように我が子に対して無関心で八つ当たりや暴力を振るうのではないかと…結局私が18歳妻は19歳で結婚しましたしその一年後には長女も産まれました。

特に何事も無く平和で子供中心のドラマに出てくるような家庭でした。そんな私が27歳になったある日に事件は起きました。

ちょうど娘が小学校に通い始めて、女の子というのもあってそれまでは私も我が子が可愛くてしょうがなかったので娘がいけない事をしてもついつい甘やかしていました。

その日が私が強く初めて怒った時でした。私自身はそんなに強く叱ったつもりも叩いたつもりもありませんでしたが…娘が私にそれ以来近づかなくなり距離を取るようになりました。

また妻にも「あなたの怒り方は普通じゃない。怖い…」と言われました。実は私は母の都合で一時期祖父の家に預けられていたのですがその間、今でいうDVを受けました。

今でも裸になると上半身を中心にタバコの火を押し付けられた後が50箇所以上目で確認できるだけであります。やはり自分も知らない内に娘に対してDVをするんではないかとその日から自分に対しての葛藤が始まりました。

結局妻とも離婚までの間、何百回も話合いましたし妻の勧めもあって精神科にも通いました。結論は幼い頃のDVが原因の人格障害と診断されました。

結局それが決めてになって自分から29歳の時に離婚を妻に申し立てました。もちろん私の都合での離婚でしたので妻は養育費等一切いらないと言われましたが私自身がど貧乏で育ってますので…結局娘が２０歳になるまで毎月10万円を私が娘が産まれた時に娘名義で作った口座に9年間振込し続けました。

私のせめてもの娘に対する償いです。その後は私は現在も独身で1人で生活しています。

もちろん再婚を考えた人もいましたがやはり自分が怖いです。これが私の離婚体験です。本当に元妻と娘には辛い思いをさせました。心から謝罪します。