『各務原市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで各務原市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

各務原市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、各務原市内で開催されている無料相談です。

女性のための法律相談

市役所開催の女性弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:月1回程度

会場:市民相談室(市役所内)

問合せ先:まちづくり推進課

電話:058-383-1884

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

相談日時:週1回程度

会場:市民相談室(市役所内)

問合せ先:まちづくり推進課

電話:058-383-1884

人権相談

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:月1回程度

会場:市民相談室(市役所内)

問合せ先:まちづくり推進課

電話:058-383-1884

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

電話:058-383-1078

川島、尾崎、稲羽、鵜沼、みどり坂、蘇原市民サービスセンターでも届出が可能です。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:市民課

電話:058-383-1113

川島、尾崎、稲羽、鵜沼、みどり坂、蘇原市民サービスセンターも窓口となります。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

岐阜南年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:岐阜市市橋2-1-15

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:058-273-6161

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課保健担当

電話:058-383-1111(内線:2333)

各務原市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課

・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
・高等職業訓練促進給付金
・福祉資金の貸付
・小中学校入学祝金

電話:058-383-1131

◯医療保険課

・母子家庭等医療費助成制度

電話:058-383-1128

◯社会福祉課

・特別児童扶養手当

電話:058-383-1126

各務原市役所※相談の日時や予約の確認は、各務原市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:各務原市那加桜町1-69

代表:058-383-1111

各務原市の離婚事情

各務原市の離婚件数の推移です。

平成元年:122組
平成5年:165組
平成10年:265組
平成15年:295組
平成20年:261組
平成25年:235組
平成26年:229組
平成27年:216組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:530世帯
平成17年:708世帯
平成22年:698世帯

離婚エピソード:『今までの人生の中で離婚は一番大変でした』

私は5年前に離婚をしました。夫と子育ての方針が合わなかったのが1つの原因でしたが、子供を連れての離婚はとにかく大変でした。

私は結婚を機に専業主婦でした。5歳の子供の子育て方針のことで喧嘩になることが多々あり、また二人目を妊娠しており家族が増えた後のお金の使い方に関しても意見が対立することが多くありました。

私が子供を連れて家を出て実家に帰り、別居することにしたのですが、別居後お互い離れてみて少し頭を冷やしてお互い歩み寄れたらと思っていました。

しかし別居してすぐに夫からは離婚してほしいと言われ、私はお腹にいる子供も含めて二人の養育費の話を持ち掛けました。

しかし夫からは子育ての方針が合わない、お金の使い方の考えも合わない私に対して養育費を払うつもりはさらさらないとのことでした。

どうしていいか分からず、市役所に家庭子育て相談室という窓口があるのを聞いて相談に行きました。

熱心に話を聞いていただき養育費の額や家庭裁判所にも相談できることとか、アドバイスをもらったのですが、今は二人目の出産のことを考えて無事に出産が終わってから離婚するかどうかは考えてはどうか、と言われました。

二人目の子供の顔を見たら離婚なんてできないと考えを改めてくれるかもしれないという可能性もあったからです。

その時、妊娠の経過もあまりよくなかったし、出産が終わってから離婚については話し合いたかったので、そのことを夫に話すと、体調が悪いふりをして離婚を延期して生活費を要求するつもりだとか、出産の費用なんて出すつもりがないと言われ、私は精神的に参ってしまい入院することになりました。

病院のベッドでゆっくり考えて、このまま夫と夫婦でいても子供にとっても私にとってもいいことは何もない、逆に悪いことだらけ、それだったら離婚してさっぱりしたいという気持ちになりました。

そこで、離婚を承諾することを伝え、妊娠8か月の時に離婚をしました。

離婚してからは元夫と関わることがなくなり、両親や友達のは励ましもあって気持ちがさっぱりし、無事に元気な赤ちゃんを出産しました。離婚の話し合いと妊娠が重なり、人生で一番大変だったと思います。