『矢板市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで矢板市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

矢板市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、矢板市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

社会福祉協議会の無料相談

社会福祉協議会で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:詳細は社協HPをご確認下さい。

会場:きずな館内の会議室

問合せ先:矢板市社会福祉協議会

電話:0287-44-3000

DV相談

DV相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(8時30分~17時)

問合せ先:子ども課

電話:0287-44-3600

心配ごと相談

家族、結婚、離婚などの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:月1回

会場:きずな館内

問合せ先:矢板市社会福祉協議会

電話:0287-44-3000

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

石巻市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

電話:0287-43-1117

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:市民課

電話:0287-43-1117

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、大田原年金事務所までお問い合わせください。

所在地:大田原市本町1-2695-22

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0287-22-6311

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:健康増進課(国保医療担当)

電話:0287-443-1118

矢板市のひとり親家庭の支援

◯子ども課

・児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成制度
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:0287-44-3600

◯社会福祉課

・特別児童扶養手当

電話:0287-43-1116

矢板市役所※相談の日時や予約の確認は、矢板市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:矢板市本町5-4

代表:0287-43-1111

矢板市の離婚事情

矢板市の離婚件数の推移です。

平成元年:39組
平成5年:47組
平成10年:60組
平成15年:52組
平成20年:70組
平成25年:66組
平成26年:57組
平成27年:50組

なお平成28年の栃木県の離婚件数:3,429件、離婚率は1.77です。

全国の離婚率は1.80%となります。

離婚エピソード:『離婚と初めての1人暮らし』

離婚を前提に一人暮らし用の家を借り、生まれて初めての1人暮らしを始めて半年が経過した。

その間に離婚が無事成立し、転職も経験した。前職場には離婚を伏せたまま退職したので、職場の仲間達にも辻褄の合わないことを言ってしまいそうなので自分からの連絡は控えている。

一方で新しい職場にも年の功の図々しさでかなり馴染み、新しい生活は一応軌道に乗っている。しかしやはり経済的な不安は否めない。

前の夫へは財産分与請求は一切しなかったせいももちろんある。揉めたりして離婚が長引くのが怖かったのと、難しい性格の夫に金銭面の要求をする事により最終的に子供達に被害が及ぶのを恐れたからだ。

この先も金銭面の請求をしないで済むようにしっかり生活しなくては、と思ってはいる。

しかし悲しい思いをさせた娘達に会うとどうしても美味しいものを食べさせてやりたくなり、少し高級なお店に連れて行ったりしてしまう。

夫と別れた事は私自身にとっては正解で、自由を噛みしめる毎日だが、家庭を壊した事に関しての罪悪感からは一生逃れられないのかもしれないと感じる。

幼い頃から刷り込まれ続けた幸せな家庭、貞淑な良妻賢母像など、自分が自覚する以上に強い呪縛を持っていると感じる。

テレビコマーシャルでも良い母、幸せな家庭、などステレオタイプな切り口がまだまだ多いと思う。熟年離婚が増加し続けているというが、またまだマイノリティである、という事を実感する。

しかし子どもたちからは生き生きしていて一緒にいて楽しい、と言われるくらいなので、やはり自分の人生、自分の満足いくように生きなくては、と自分の選択は間違っていなかったと思うようにしている。

老後の不安はあるが、最終的にはみんな同じ所に行き着くわけで、それまでは精一杯生きればいいだけの事。

テレビをつけたまま眠る癖はついてしまったけれど1人暮らしは自分に合っていると実感している。