甲府市の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで甲府市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

甲府市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、甲府市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

開催日:予約時にお問合せ下さい。

会場:市民相談室(本庁舎内)

問合せ先:協働推進課

電話:055-237-5298

甲府市女性総合相談室

専門相談員による相談です。DV、セクハラ、家庭内の悩みなどの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

開催日:平日。土曜日は電話相談のみ開催。

問合せ先:甲府市女性総合相談室

電話:055-223-1255

特設人権相談所

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

開催日・会場:お問合せ下さい。

問合せ先:市民協働室人権男女参画課人権係

電話:055-237-5120

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民総室市民課戸籍係

電話:055-237-5349

手続きは市民課窓口、中道支所、上九一色出張所となります。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにじっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:市民総室市民課国民年金係

電話:055-237-5385

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

甲府年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:甲府市塩部1-3-12

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:055-252-1431

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:市民総室国民健康保険課保険料係

電話:055-237-5368

甲府市のひとり親家庭の支援

◯子ども支援課子育て支援係

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成制度
・甲府市ひとり親いきいき自立応援給付金
・ひとり親家庭等小中学校入進学祝金

電話:055-237-5674

◯長寿支援室障がい福祉課医療支援係

・特別児童扶養手当

電話:055-237-5642

甲府市役所※相談の日時や予約の確認は、甲府市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※部署により異なる場合があります。

所在地:甲府市丸の内1-18-1

代表:055-237-1161

甲府市の離婚事情

甲府市の離婚件数の推移です。

平成元年:294組
平成5年:345組
平成10年:416組
平成15年:470組
平成20年:426組
平成25年:347組
平成26年:376組
平成27年:338組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:1148世帯
平成17年:1211世帯
平成22年:1353世帯

離婚エピソード:『結婚は簡単、離婚は大変。』

離婚を決めた理由は元夫からのDVでした。

私が離婚を決めてからも、相手は離婚は絶対にしない。の一点張りで、話し合いがしたくても話し合いなど全くできず、離婚を成立させるためにかなり揉めて、時間も掛かりました。

揉めた中でも一番大きな理由は、子供の親権のことです。自分が相手したいときだけ遊んでいて、全く世話などしていなかったのに、親権は渡さないと言われ、子供と一緒に出てくのに苦労しました。離婚をするために自分の両親にも協力してもらい、ほとんど強行突破の状態で離婚を成立させました。

離婚してすぐに大変だった事は、手続きです。時間とお金、手間がかかりました。その他に大変だったことは、結婚当時住んでいた住居の退去手続きです。

私の名前で契約していたのですが、元夫を置いて、私と子供は出ていき実家に戻っていた為、アパートの事が全く分かっていませんでした。

すると、担当者より家賃が未納、水道光熱費未納の連絡があり、元夫に連絡をしたところ、もう住んでいないから!と言われました。

お金を払う気も全くなく、結局退去手続き、未納分の家賃や水道光熱費を私が支払うはめになりました。退去の費用ですが、アパートの壁何ヵ所にも穴が空いていたので、修理費含め莫大な退去費用も全額私が支払いました。

また、離婚当初は警察に何度か足を運ぶ必要もありました。市役所で相談をしたときも、担当が違うからといろいろな所に足を運びました。

さらに、面会をしたいと希望があり、月に一回子供と会わせていましたが、その度に危険を感じていました。

離婚が成立し、身の回りが落ち着いてから苦労したと感じたことは、子育てです。

親の勝手でシングルマザーになったため、子供には不自由なく生活してほしいという思いがあり、フルタイムで働きました。

子供が小さいときにはとても寂しい思いをさせました。金銭的にも、子供がやりたいことをやらせてあげることができていなかったかもしれないです。

自分自身も、時間やお金、気持ち的な余裕がなかったように感じます。でも離婚に後悔はありません。