『徳島市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで徳島市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

徳島市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、徳島市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週1回(水曜日)、月1回(第2金曜日)

問合せ先:さわやか窓口相談室

電話:088-621-5200・5129

公証相談

公証人による相談です。離婚に伴う養育費等の支払い合意書、公正証書作成などの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:月1回(第3火曜日)

問合せ先:さわやか窓口相談室

電話:088-621-5200・5129

女性センター相談

専門相談員による相談です。夫婦、家族の問題、人間関係などの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

◯一般相談・カウンセリング

相談日時:月・水・木・金・土曜日(10時~17時)※祝日、年末年始を除く

電話:088-624-2613

◯夜間相談

相談日時:第1~3水・金曜日(18時~20時)

電話:088-624-2613

問合せ先:女性センター

電話:088-624-2611

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:月2回程度

会場:人権推進課相談室(市役所内)

問合せ先:人権推進課

電話 :088-621-5040・5169

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:住民課(戸籍係)

電話:088-621-5137

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課(国民年金係)

電話:088-621-5161・5162

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

徳島北年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:徳島市佐古三番町12-8

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:088-655-0200

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課(国保担当)

電話:088-621-5156・5157・5158

徳島市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課(手当医療係)

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費の助成

電話:088-621-5194・5564

◯子育て支援課(家庭支援係)

・ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金
・ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金等
・高校卒業程度認定試験支援事業給付金
・母子父子寡婦福祉資金貸付金
・特定目的住宅(母子・父子・多子世帯)の入居申込

電話:088-621-5122

◯障害福祉課(障害者福祉係)

・特別児童扶養手当

電話:088-621-5177

徳島市役所※相談の日時や予約の確認は、徳島市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:徳島市幸町2-5

代表:088-621-5111

徳島市の離婚事情

徳島市の離婚件数の推移です。

平成元年:349組
平成5年:394組
平成10年:479組
平成15年:572組
平成20年:519組
平成25年:429組
平成26年:474組
平成27年:462組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:1662世帯
平成17年:1933世帯
平成22年:1712世帯

離婚エピソード:『最終的には弁護士さんのお世話になって離婚』

自営業の夫と、DVや経営方針の違い、金銭感覚の違い、性格の不一致、夫の疾病などで離婚をすることにしました。

離婚の申し出を初めにしたのは私の側です。

離婚の決意に至るまでの間、夫はまさか私が離婚を考えているとは思ってもいなかったようですけど、数か月に渡り、もうこの人とは無理だな、と思って、密かに弁護士さんを探していました。

有料相談、無料相談を含めて、複数の弁護士さんに相談をしましたが、どの弁護士さんに相談しても、離婚をすることに伴う金銭問題は決して私の方には有利に働くことはない、と言われ、それでも離婚をしたいなら、依頼をしてください、的な対応をされました。

そのため、離婚の最終決断ができなかったのですけど、ある日、口論の末、暴力を振るわれたことで、これはもう無理と思い、離婚をすることを決めました。

金銭的な問題がかなり複雑で、財産分与のことでもめるのはわかっていましたので、最初から私は弁護士さんに依頼することにしましたが、夫の側はお金がないということ、親が不動産関係のことに強い、ということもあって、弁護士さんには依頼しないで、親が夫の代理人になると通達をされました。

私のお願いした弁護士さんは、夫の側が弁護士の代理人をたてないなら、自分が前にでるのはよくないので、裁判になるまでの間は、夫の側と同様に、私の親が代理人になって、交渉をするべき、と言われ、親が代理人になりました。 

予想どおり、財産分与のことでは大きくもめました。特に、夫の側の親が不動産関係に強いことから、その知識やその人脈を駆使して、私の側に不利益になることばかりを言ってきますし、また、その内容も道理が通っていないようなことばかりをいってきます。

こちらは代理人の親が弁護士さんと相談しながら対応していたのですが、なかなか折り合いがつかず、ずるずると数か月が経過することになりました。

そのため、途中で弁護士さんの名前で、とある文書を出したところ、少し向こうが折れました。とはいっても、それでもまだ私にとっては不利益な条件ではあったのですが、少しでも早くに離婚したい一心でその条件で離婚をすることに至りました。

私の弁護士さんに言わせると、私自身は不利益と思う条件であっても、一般的にはこの条件で離婚できたのは、良かった方とのこと。

弁護士さんへの謝礼も含めて、多くの金銭的な損失を受けましたが、それでも今は離婚できて、後悔はしていません。