柏崎市の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで柏崎市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

柏崎市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、柏崎市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

開催日：月2回程度

会場：市役所本館

問合せ先：人権啓発・男女共同参画室窓口

電話：0257-20-7605

女性相談

専門女性スタッフによる相談です。DV、離婚問題、家庭内のトラブルなどについての相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

開催日：平日

問合せ先：福祉課

電話：0257-21-2234

人権相談

人権擁護委員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

開催日：平日開催

会場・問合せ先：新潟地方法務局柏崎支局柏崎人権擁護委員協議会

電話：0257-23-5226

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課市民窓口係

電話：0257-21-2200

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：市民課国民年金係

電話：0257-21-2201

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

柏崎年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地：柏崎市幸町3-28

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0257-38-0568

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保医療課国民健康保険係

電話：0257-21-2210

柏崎市のひとり親家庭の支援

◯福祉課総務係

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭医療費助成制度
・母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業
・柏崎市高等職業訓練促進給付金事業

電話：0257-21-2234

特別児童扶養手当は、西山町、高柳町事務所の市民窓口係でも申請可能です。

柏崎市の離婚事情

柏崎市の離婚件数の推移です。

平成元年：64組
平成5年：92組
平成10年：125組
平成15年：162組
平成20年：128組
平成25年：131組
平成26年：102組
平成27年：111組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年：304世帯
平成17年：371世帯
平成22年：374世帯

離婚エピソード：『離婚するまでの迷いと決断』

私と主人は結婚生活のなかで、今思い返すととても仲が良くかったと思います。

離婚してからもう2年以上経ちますが、子供と主人との繋がりや養育費、主人のほうがもう一度私とやり直したいと思っていることもあって、今でも連絡を取り合っている状態です。

会えば今でも一緒に暮らしていた時のようにいろいろな話をしたり、親子で遊んだり出来るので、あまり会うのはお互いにも子供にとっても良くないなと思い、自然と私も主人も控えるようになりました。

そんな私達夫婦が離婚に至った経緯が本当に情けない理由なのですが、主人のやきもちやきな性格が原因で、本当にささいな事から歪みが入ってしまったのです。

私は独身時代から働いていた飲食店を出産後産休をとり、産休明けにランチタイム営業のパート枠に入れてもらい働いていました。

三人目の子の出産後、主人は突然何を思ったか、職場をやめろと言ってきたのです。

もともと飲食店ということで男性客が多く、主人にとっては良く思っていなかったのです。

私の職場は昔から働いているおかげでかなり待遇も良く、月に10万円ほど貰っていました。

子供の体調不良などが原因で急なお休みにも対応してくれたりと、私にとって辞めるなんて考えられませんでした。

この職場をやめたら、うちは赤ちゃんが産まれたばかりなのに、もう私が働ける場所は無いと何度話してもまったく聞く耳を持ちませんでした。

主人にとって歳が一回り離れた私は、可愛くて仕方ない存在だったそうです。

しかし、主人の給料だけでやっていけるほどの収入はなかったのです。産まれたばかりの乳飲み子を抱えて、私は職場に戻ったら離婚だと言われ、我が家には上の子も二人もいるのに、どうにも動けない状態になりました。

内職など出来ることからと思いいろいろな事をやってみましたが、もうその頃には生活費が足りなくて、私が所有していたカードのキャッシングで借りたお金も返せないほどになり、私は子供を連れて離婚を覚悟で、実家に頼み込んでお金を借りて、アパートを借りて家を出ました。

主人が事の重大さに少しずつ気づいた頃には、もう取り返しのつかない事になっていました。私は、自分とわが子の安定した生活を取り戻したく離婚してほしいと主人に言い、承諾させました。

主人からしたら、もう成す術も無かったから離婚届を書くしかなかったのだと思います。失った時間は戻らないです。

今でも後悔や、あのときこうしてれば…と思うこともありますが、なんとか前を向いて一歩ずつ進んでいます。