上越市の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで上越市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

上越市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、上越市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

開催日:週1回程度

会場・問合せ先:市民相談センター

代表:025-526-5111

女性相談

女性相談員による相談です。離婚、夫婦関係などの家庭内の問題、DVなどの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

開催日:月~土曜日

問合せ先:男女共同参画推進センター

電話:025-527-3614

特設人権相談所

人権擁護委員による相談です。親子、離婚、扶養などの家庭内のことなどの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

開催日・会場:お問合せ下さい。

問合せ先:新潟地方法務局上越支局 

電話:025-525-4163

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

代表:025-526-5111

また各総合事務所、南出張所、北出張所でも受付けています。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課

代表:025-526-5111

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

上越年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:上越市西城町3-11-19

受付時間:平日:8時30分~17時15分

国民年金課:025-524-4112

お客様相談室:025-524-4115

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課

代表:025-526-5111

上越市のひとり親家庭の支援

◯こども課

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成制度
・高等職業訓練促進給付金制度
・自立支援教育訓練給付金制度
・母子生活支援施設入所案内

代表:025-526-5111

児童扶養手当は各総合事務所の市民生活、福祉グループでも申請可能です。

◯福祉課福祉第二係

・特別児童扶養手当

代表:025-526-5111(内線:1684)

または福祉交流プラザ(025-527-2525)でも申請可能です。

上越市役所※相談の日時や予約の確認は、上越市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:上越市木田1-1-3

代表:025-526-5111

上越市の離婚事情

上越市の離婚件数の推移です。

平成元年:155組
平成5年:197組
平成10年:287組
平成15年:333組
平成20年:327組
平成25年:282組
平成26年:294組
平成27年:263組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:689世帯
平成17年:792世帯
平成22年:872世帯

離婚エピソード:『私が離婚を決意するまで』

35歳会社員、中学生の息子がいます。私は19歳の時に8歳年上の前夫と結婚し、26歳で協議離婚しました。DVまがいの言動や浮気など、多くの問題を抱えている相手でしたが、一番の決め手になったのは度重なるギャンブル問題でした。

結婚前、まだ世間知らずだった私は彼から「以前に借金を抱えたことがある」とは聞いていましたが、すでに終わったことだと素直に信じていて、高校を卒業してすぐにプロポーズを受けました。

ところが、婚約と結納を済ませ、幸せいっぱいだった時、突然彼のお母さんに呼び出されたのです。彼には内緒でと言われ、1人で彼の実家を訪れるた私に、彼のお母さんは「実はまだ借金がある」と告げました。今振り返ると、これが大きな分岐点だったと思います。

結局、30社近いサラ金に400万円ほど借金をしていることがわかり、私の知人の司法書士に助けて貰って、過払い請求と特定調停を行い、一旦は借金を清算しました。

しかし、これで一件落着とはならなかったのです。前夫はパチンコ・パチスロの依存症のような状態になっていて、その後も何度も何度も家計からお金を持ち出してはギャンブルにつぎ込み続けました。

私の管理していたキャッシュカードをこっそり持ち出したり、通帳と印鑑を持ち出したりして、その度に10万~30万を使ってしまうのです。

給料日直後に全額無くなったしまったり、色々な対策をしましたが、それでも駄目で、まるで家の中に泥棒がいるような状態でした。

当然生活はいつも苦しく、今夜の晩ご飯のおかずにも困るような状況で、いつもやりくりに頭を悩ませていました。

今でもはっきりと覚えているのは、22歳で息子を出産した時のことです。突然の破水でそのまま入院、出産となりやむを得ず夫にキャッシュカードを渡して出産費用をおろしてもらいましたが、退院後やっと外出できるようになった私が通帳を記帳すると、出産費用を引いても60万円ほど残っていたはずの残高が0に近くなっていました。

彼は私が出産した日にも、そうやってお金を引き出してパチンコへ行っていたのです。

それでも子供が生まれたこともあり、何とか家族で立て直して生きていこうと頑張りましたが、その後も頻度は減ったとは言え、何度も同じ過ちを繰り返すのです。

そして私は24歳の時に、とうとう離婚を決意しました。きっかけは、ふとしたことです。

ふと気付けば、私は19歳の時から常にお金のことばかりで頭を悩ませ続けていることに気がつき、そんな自分が心底悲しくなりました。

10代の終わりから20代半ばと言えば、人生で特に輝いている楽しい時であるはずなのに、毎日お金のことばかり考えている自分は、何なのだろうと思ったのです。

元々、大好きで一緒になった人ですし、子供には良い父親でした。しかし、度重なるギャンブルとお金の問題で、気付けば私は彼への愛情も無くなってしまったとわかったのです。

確かに子供には父親が必要かも知れないが、このままでは息子の成長や進学にも妨げになるのは明白でしたから、それなら居ない方が良いと思ったのです。結婚生活において、このようなお金の問題は切実なのだと痛感しました。

それが私の離婚を決意したきっかけです。