『長崎市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで長崎市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

長崎市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、長崎市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週3回程度

問合せ先:自治振興課

電話:095-829-1231

アマランス相談

夫婦、家族などの揉めごと、セクハラ、DVなどについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談専用:095-826-4417

◯女性相談員による相談

相談日時:

◯弁護士による相談

相談日時:週1回程度

◯臨床心理士による相談

相談日時:月2回程度

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:中央地域センター(戸籍係)

電話:095-829-1135

各地域センターまで届出下さい。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:中央地域センター(総務年金係)

電話:095-829-1137

各地域センター、事務所(黒崎・池島・長浦)、地区事務所(西部・古賀・戸石)で手続き下さい。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

長崎南年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:長崎市金屋町3-1

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:095-825-8701

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国民健康保険課(給付係)

電話:095-829-1136

中央地域センター、各地域センターで手続き下さい。

長崎市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭及び寡婦福祉医療費
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子父子寡婦福祉資金貸付制度

電話:095-829-1270

長崎市役所※相談の日時や予約の確認は、長崎市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時45分~17時30分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:長崎市桜町2-22

代表:095-822-8888

長崎市の離婚事情

長崎市の離婚件数の推移です。

平成元年:736組
平成5年:821組
平成10年:949組
平成15年:1022組
平成20年:751組
平成25年:707組
平成26年:686組
平成27年:722組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:3296世帯
平成17年:3535世帯
平成22年:3451世帯

離婚エピソード:『準備万端整えての離婚は少ない』

私自身と会社の同僚がそうでしたが、準備万端整えての離婚は少ないということを実感しています。

離婚は結婚するときの2倍のエネルギーがいると言われていますが、実際は結婚するときの数倍のエネルギーが必要で、離婚しても困らないようにと考えているうちは離婚できません。

私は主人のあまりの勝手さと、数は少なかったというものの、暴力が嫌で離婚に向けて少しづつ用意をしていました。

ところが、主人の勝手さと非人間的な言動に耐えかねて、なにも持たたずに家を飛び出してしまいました。

ひとまず一人暮らしの友人を頼って言ったのですが、即かぎつけて、主人がガンガン電話をしてきました。

そして、「これは俺の家だ。嫌なものは出ていけ」と、二言目にはわめいていたのに、出たら出たで、今度は「なんで出た」と、わめいているので、正直笑ってしまいました。

なにも持たずに飛び出したので、困るはずなのに家を飛び出したら、あまりの空気の自由さに、2度と再び主人の家に帰るつもりがなくなってしまいました。ただ、実家には並大抵でない苦労を掛けてしまいました。

実家に毎日のように電話を掛けたり、騒いできて、時には兄に暴力を振るいました。

一番上の兄は養子に行っていたのですが、そこにも騒いで電話をかけていました。お舅さんとお姑さんが一緒に暮らしていたので、さすが遠慮して家には押しかけなかったようです。

でも、「ぶっ殺すぞ」とかの言葉を言われて、「恐ろしいから家に帰れ」と、怒られました。

恐ろしいから逃げ出したのに、その家に帰れと言う兄でした。気持ちはわかりますが、普通なら「恐ろしいから帰るな」というはずと思うのですが、逆でした。

たとえ裁判にかけて勝手慰謝料の額がきまったとしても、例の恐ろしさで絶対お金は渡さないと思うので、裁判にかけるつもりはなかったのですが、実家がいつも脅かされて、警察に相談しても、まだ一応まだ結婚しているので、警察も介入ができない。

離婚裁判が始まれば警察も介入できると言われたそうです。

実際、調停に持ち込んでからは、実家へ騒いでいけば不利になると元主人も思ったのでしょう。回数がだいぶ減ったと言います。

離婚できるまでには5年もかかりましたが、今は離婚して良かったと心から思っています。

私も我慢しきれずに飛び出したのですが、就職した先の同僚が、離婚するためにアパートも借りてかなり準備ができていたのにもかかわらず、雪の降る日に会社から家に帰らずアパートに行ってしまいました。

よくよく我慢できなかったのでしょう。そして、離婚しました。離婚って、色々準備しているうち(冷静なうち)はできないと、つくづく感じます。