離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。
例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。
ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで諫早市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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諫早市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、諫早市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
弁護士による離婚相談
市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。
相談日時:月3回程度
会場:消費生活センター・市民相談室
問合せ先:市民相談室
電話:0957-22-3113
公証人相談
諫早公証役場公証人による相談です。公正証書の作成などについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時:月1回程度
会場:消費生活センター・市民相談室
問合せ先:市民相談室
電話:0957-22-3113
女性相談室
専門相談員による相談です。夫婦、子供、家庭の悩み、DV、セクハラなどの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。
相談日時:平日(9時~16時)
問合せ先:人権・男女参画課
電話:0957-24-1580
人権相談
人権擁護委員による相談です。人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時:月2回程度
会場:消費生活センター・市民相談室
問合せ先:市民相談室
電話:0957-22-3113
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民窓口課
代表:0957-22-1500
各支所地域総務課、各出張所でも手続き可能です。
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
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離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:保険年金課
代表:0957-22-1500
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
年金事務所
諫早年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:諫早市栄田町47-39
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:0957-25-1662
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離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:保険年金課
代表:0957-22-1500
諫早市のひとり親家庭の支援
◯こども支援課
・児童扶養手当
・ひとり親家庭等福祉医療費支給制度
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子・父子寡婦福祉資金貸付
◯障害福祉課
・特別児童扶養手当
代表:0957-22-1500
諫早市役所※相談の日時や予約の確認は、諫早市役所ホームページをご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:諫早市東小路町7ー1
代表:0957-22-1500
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諫早市の離婚事情
諫早市の離婚件数の推移です。
平成元年:163組
平成5年:201組
平成10年:253組
平成15年:321組
平成20年:242組
平成25年:232組
平成26年:241組
平成27年:237組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:899世帯
平成17年:1018世帯
平成22年:1056世帯
離婚エピソード:『飲み屋にお金を注ぎ込む夫…離婚への道』
デザイン関係の仕事に就いていた男性と結婚したのは、私がまだ学生だったころの事です。二人で手を繋いで近所に出かけるなど、結婚当初は周りから仲の良い夫婦だと言われるほどでした。ちなみに、二人の間に子どもはいませんでした。
彼には一つ許せない趣味がありました。結婚前から、かなり頻繁にキャバクラに通っていたのです。結婚したらやめてくれるかな、くらいに軽く考えていたのですが、結婚後にキャバクラ通いはさらにひどくなりました。
彼は会社でも上のほうの地位にいたのですが、稼いだお金をほとんどそこに注ぎ込んでしまうのです。家計の管理をしていた私も、これには閉口しました。
また、キャバクラで働いている女性に対して、彼は異常なくらいの愛情を持っていました。家庭環境が恵まれない子がいるとか、精神的に弱い子が普通にいるんだ、と言って、彼女たちを誤解しないでほしい、と必死に私を説得しようとするのです。
彼は人に技術を教える仕事もしていたのですが、授業中も未成年の生徒にキャバクラの話をしたり、お祝いのつもりなのか、まだ若い卒業生を行きつけの店に連れていくようなことがあったりしたので、生徒の皆さんにも迷惑をかけているのはないかと考えるようになりました。
離婚を考えはじめたのは、ちょうどそういった話を人から聞いたころのことだったのです。
他にも、街を歩いていたときに、彼が他の女性と親しげに話しているのを見かけたり、奇抜な格好の若い女性と一緒に歩いているのを目撃したりしたことでショックを受けました。
彼にとっては、妻以外の女性とデートすることは普通のことだったようです。
キャバクラ嬢の話はもう聞きたくなかったですし、お店に行ってほしくもなかったのですが、彼が私の話を聞くことはありませんでした。そして、私はついに離婚の裁判を起こすことになったのです。
彼はかたくなに慰藉料を払おうとしませんでした。私ももう彼と関わりを持ちたくなかったのと、子どもがいなかったせいもあって金銭的なことを期待するのは断念しました。自分の中で、彼との離婚は正解だったと思います。