安曇野市の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで安曇野市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

安曇野市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、安曇野市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

開催日:月2回程度

会場:相談室(市役所内)

問合せ先:市民生活部市民相談室

電話:0263-71-2496

家庭・児童・女性相談

家庭児童相談員、母子・父子自立支援員、女性相談員による相談です。詳細はお問合せ下さい。

開催日:開庁時間内。電話・面談相談を実施。

問合せ先:子ども支援課児童係

電話:0263-71-2255

人権よろず困りごと相談

人権擁護委員による相談です。人権に関わること、女性、子供に関することなどの相談が可能です。

開催日:月1回程度

会場:詳細はお問合せ下さい。

問合せ先:長野地方法務局松本支局

電話:0263-32-2571

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課市民担当

電話:0263-71-2489

各支所(穂高、三郷、堀金明科支所)の地域課地域担当でも届け出できます。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課国保年金担当(健診・年金)

電話:0263-71-2473

各支所(穂高、三郷、堀金明科支所)の地域課地域担当窓口でも加入手続きができます。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

松本年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:松本市白板2-5-1

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0263-32-5821

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課国保年金担当(資格・給付)

電話:0263-71-2029

安曇野市のひとり親家庭の支援

◯子ども支援課児童係

・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金事業
・高等職業訓練促進費等事業

電話:0263-71-2255

◯長寿社会課

・福祉医療費給付金

電話:0263-71-2000

各支所地域担当でも手続きできます。

◯福祉課障がい福祉担当

・特別児童扶養手当

電話:0263-71-2251

各支所の地域課地域担当でも申請できます。

安曇野市役所※相談の日時や予約の確認は、安曇野市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:安曇野市豊科6000

代表:0263-71-2000

安曇野市の離婚事情

安曇野市の離婚件数の推移です。

平成元年:72組
平成5年:98組
平成10年:132組
平成15年:164組
平成20年:175組
平成25年:151組
平成26年:144組
平成27年:165組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:270世帯
平成17年:372世帯
平成22年:432世帯

離婚エピソード:『離婚した私が一番苦労したこと』

離婚理由が金銭的な面からの離婚だったので、借金を抱えた状態で離婚をしました。

借金と子供3人を抱えた暮らしは、覚悟はしていましたが常にお金の不安を抱えていました。

まず、子供にかかる費用もかなりの出費です。成長期の体はどんどん大きくなるので、被服費は結構な金額になりますし、小学校と保育園などの教材費も、細かいお金が重なると出費としてばかりなりません。

生活費や光熱費、家賃、車が無いと行動が難しい地域に住んでいて、保育園の送迎や出勤に使う車の維持費とガソリン代…。

私はかけもちで仕事をしているのですが、その中のひとつの仕事が車で行動する仕事で、ガソリン代は全額支給ではなく一部支給です。

貰っているガソリン代では全然足りないので、ガソリン代の負担も大きいです。

毎日頭の中はお金のことばかりで、心から穏やかな気持ちになれる時はほとんど無いです。

家賃を待ってもらうことなど頻繁にあり、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

仕事が日払いで貰える仕事をしているので、食費がまったくないという状態にならないのだけは救いです。

育ち盛りの子供達にとって、食べ物だけはちゃんとした物を食べさせてあげたいので、なるべくお金をかけないように、栄養バランスの良い食事を毎日考えるのも、なかなか頭を悩ませます。

育児・仕事・家事の両立は、本当に過酷です。

まず、子供が小さいと、すぐに風邪などの感染症を保育園や小学校からもらってきます。そうなると、仕事をやむを得ず休まなければならないのです。

それが、一人がやっと治りかかった頃に、次の子供に移り…なんてことはよくあります。そうなると、仕事を1週間まるまる休んでしまった事もあります。

いっそ、3人同時にかかってくれればいいのに…なんて思ってしまった事も正直あります。

毎日財布とにらめっこの生活ですが、家に帰るとやっぱりほっとするんですね。

それは、やっと今日も無事終わって、子供達との時間を過ごせるということが、少しだけ気持ちが安心して穏やかになれるんです。

この子達のために、焦らず、地道に頑張っていこうと思います。