離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。
例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。
ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで八代市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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八代市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、八代市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
弁護士による離婚相談
市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。
相談日時:月2回程度
問合せ先:市民活動政策課
電話:0965-33-4482
女性相談
婦人相談員による相談です。夫婦、家族などの揉めごとなどについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時:平日(8時30分~17時)
問合せ先:八代市市民相談室
電話:0965-33-4452
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民課
電話:0965-33-4110
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:国保ねんきん課
電話:0965-33-4113
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
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年金事務所
八代年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:八代市萩原町2-11-41
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:0965-35-6123
国民年金課:0965-35-6143※国民年金の諸届出・相談など
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:国保ねんきん課
電話:0965-33-4113
八代市のひとり親家庭の支援
◯こども未来課
・児童扶養手当
・ひとり親家庭等の医療費助成
・母子家庭自立支援教育訓練給付金事業
電話:0965-33-8721
◯障がい者支援課
・特別児童扶養手当
電話:0965-35-0294
八代市役所※相談の日時や予約の確認は、八代市役所ホームページをご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:八代市松江城町1-25
代表:0965-33-4111
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八代市の離婚事情
八代市の離婚件数の推移です。
平成元年:176組
平成5年:229組
平成10年:316組
平成15年:341組
平成20年:268組
平成25年:219組
平成26年:232組
平成27年:250組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:842世帯
平成17年:925世帯
平成22年:909世帯
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離婚エピソード:『子どもとの別れは辛かったが正解だった離婚の選択』
私が結婚したのは大学卒業後すぐの24歳でした。同じ大学で専攻も一緒の女性と付き合い始めて大学在学中に妊娠したことがきっかけです。
結婚して数年間は子どもの成長を夫婦で楽しみながら良い関係を築けていましたが、仕事の時間が不規則だったこともあり妻と子どもとコミュニケーションが取れない時期が続き、最終的に私が家を出ていくことで離婚が成立しました。
浮気などのトラブルは特にありませんでしたが、子育てに忙しく仕事時間も不規則なため寂しさを感じ、仕事帰りにギャンブルでストレス発散をすることが多く消費者金融に手を出してしまったのが離婚の理由です。
既に離婚時には150万円程の借金があり、次の借金を申し込んだ所を妻に見つかってしまいました。毎月のお小遣いも1万円と非常に少なく生活するのも大変だったので、借金をすることに抵抗はありませんでした。
妻も最初は何とかしようと考えていたようですが、借金の額が多いこともあり離婚の提案に反対することなく簡単に成立しました。
原因は私にあるのは間違いありませんので慰謝料の話なども相手の希望を尊重しましたが、特に請求されることなく子どもの養育費を毎月払うことでまとまりました。
子どもは妻側が引き取ったため、離婚後の生活はそこまで苦しくはありませんでしたが借金返済の負担が大きく、離婚後に債務整理の手続きも経験しています。
現在も妻と息子に会うことはほとんど無く、毎月養育費を送るだけの関係になっています。ただ離婚という選択は今考えてみるとお互いのために正しかった気がします。
子どもの事を考えると父親がいない事でデメリットも色々あるかもしれませんが、妻の両親と同居もしていたので寂しい思いはしていないでしょうし、どうしようもない父親が近くにいるのは子どもにとってマイナスになることも多いです。
安易に離婚をするのが良いわけではありませんが、選択肢の一つとして夫婦関係が壊れた時には検討することも必要です。
独り身でもそれなりに楽しい生活を送れていますので、結婚生活が辛いと感じている方は一度考えてみてください。