『土浦市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで土浦市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

土浦市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、土浦市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週1回

会場:市役所内相談室

問合せ先:広報広聴課(広報広聴係)

電話:029-826-1111(内線:2376)

女性のためのフェミニスト相談

心理カウンセラーによる相談です。夫婦、家族、人間関係について相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時:平日(週1回)、月1回土曜日

会場・問合せ先:土浦市男女共同参画センター

電話:029-827-1107

女性のための一般相談

相談員による相談です。仕事・夫婦・家族など相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

相談日時:月2回

会場・問合せ先:土浦市男女共同参画センター

電話:029-827-1107

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:お問合せ下さい。

会場:お問合せ下さい。

問合せ先:水戸地方法務局土浦支局

電話:029-821-0792

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

土浦市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課(戸籍係)

電話:029-826-1111(内線:2287)

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課(国民年金係)

電話:029-826-1111(内線:2290)

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、土浦年金事務所までお問い合わせください。

所在地:土浦市下高津2-7-29

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:029-825-1170

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課(国保賦課係)

電話:029-826-1111(内線:2296)

土浦市のひとり親家庭の支援

◯こども福祉課(児童福祉係)

・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:029-826-1111(内線:2304・2475)

◯国保年金課(医療福祉係)

・医療福祉費支給制度(マル福)

電話:029-826-1111(内線:2316)

◯社会福祉課

・特別児童扶養手当

電話:029-826-1111

土浦市役所※相談の日時や予約の確認は、土浦市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:土浦市大和町9-1

代表:029-826-1111

土浦市の離婚事情

土浦市の離婚件数の推移です。

平成元年:183組
平成5年:254組
平成10年:286組
平成15年:359組
平成20年:355組
平成25年:282組
平成26年:308組
平成27年:315組

なお茨城県の平成28年の離婚件数:4817件、離婚率は1.68です。

全国の離婚率は1.73となります。

離婚エピソード:『海外暮らしに不安を感じて離婚』

私は元夫とアメリカで生活をしていました。元夫は日本人です。

研究の仕事をしており、海外に興味があるのは知っていましたが、私は英語もできないし、住み慣れた日本を離れて海外生活をすることは反対でした。

ある時、元夫がアメリカで仕事が見つかりそう、最終面接を受けるだけということを前触れもなく言いました。

面接を受ける前に私に相談してくれたら、もちろん反対しましたが、仕事があってこその生活だし、アメリカについて行くのがイヤなら離婚だ、と言われて何も言い返せませんでした。

最終面接に失敗してくれたらいいとのわずかな望みがありましたが、結果的に面接に受かり採用されることになりました。

アメリカに5年住み、子供が二人できました。元夫はアメリカの仕事が向いているようで、日本に帰るつもりは全くなさそうです。

しかし私は子供ができてから子供たちには言葉の通じないアメリカの学校には通わせたくない、自分が受けた日本の教育と同じものを受けさせてあげたい、日本の文化や習慣をしっかり教えてあげたい、という気持ちがずっとあり、日本に帰りたいと思っていましたが、離婚をしてまで帰国する勇気がありませんでした。

元夫は仕事で出世をしたのか、色々な仕事を任されるようになり、その分ストレスも増えてきました。

職場に日本人がいないので日本語で相談したり愚痴ったりする相手もいません。飲み会なんてありません。

ストレスをだんだんと家庭に持ち込むようになり、私も子供たちも限界が来てしまいました。

父に相談すると、そんなに辛いなら帰ってこいと言ってくれて、思い切って帰国することにしたのです。

帰国してからしばらくして離婚しました。子供たち二人を抱え、確かに不安ではありますが、あのままアメリカに住んでいたら先行きがもっと不安だと思い、今は精神的に安定して楽しく暮らしています。

子供たちも日本の幼稚園で伸び伸び生活をしています。アメリカにいると子育ても生活もできることが限られて、もどかしい気持ちばかりが先走っていました。今の生活がとにかく楽しいです。