『行方市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで行方市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

行方市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、行方市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

社会福祉協議会の無料相談

行方市社会福祉協議会で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:詳細は社協HPをご確認下さい。

会場:玉造福祉センター(社会福祉協議会内)

問合せ先:行方市社会福祉協議会(地域福祉係)

電話:0299-36-2020

女性相談

家庭相談員、母子自立支援員による相談です。子供のこと、DV、家庭内不和などの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

受付日時:平日(8時30分~12時、13時~17時)

問合せ先:社会福祉課(子育て支援室)

電話:0299-55-0111

人権擁護委員による特設人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:お問合せ下さい。

会場:お問合せ下さい。

問合せ先:総合窓口課

電話:0299-55-0111

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

石巻市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:総合窓口課

電話:0299-55-0111

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課(玉造庁舎)

電話:0299-55-0111

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、水戸南年金事務所までお問い合わせください。

所在地:水戸市柳町2-5-17

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:029-227-3278

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課(玉造庁舎)

電話:0299-55-0111

行方市のひとり親家庭の支援

◯こども福祉課(玉造庁舎)

・児童扶養手当(児童福祉グループ)
・ひとり親家庭医療福祉費(マル福)制度※麻生・北浦庁舎の総合窓口室も申請窓口となります。
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:0299-55-0111

◯社会福祉課(玉造庁舎)

・特別児童扶養手当

電話:0299-72-0811

行方市役所※相談の日時や予約の確認は、行方市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

◯麻生庁舎(行方市麻生1561-9)

代表:0299-72-0811

◯北浦庁舎(市山田2564-10)

電話:0291-35-2111

◯玉造庁舎(玉造甲404)

電話:0299-55-0111

行方市の離婚事情

行方市の離婚件数の推移です。

平成元年:42組
平成5年:60組
平成10年:49組
平成15年:51組
平成20年:57組
平成25年:59組
平成26年:61組
平成27年:55組

なお茨城県の平成28年の離婚件数:4817件、離婚率は1.68です。

全国の離婚率は1.73となります。

離婚エピソード:『シングルマザーの子育てと仕事』

私は小学生の息子と保育園に通う娘を抱えたまま、26歳の時に二度目の離婚をしました。

小学生の息子は最初の夫との子供で、娘は2番目の夫との間に生まれた子供です。

夫と離婚するきっかけとなったのは、結婚(再婚)したのが20歳と若かったこともあったせいか、仕事と言っては夜中になっても帰らず、朝まで友人と飲み歩いたり、知り合いの居酒屋に寝泊まりすることが増えていったからです。

最初は仕事だと思って我慢していましたが、だんだんと仕事の時間外であることに疑問を持ち、それを問い詰め、けんかになることが増えました。

私自身、パートではありましたがフルタイムで仕事もしていたのに、家庭を大切にしてくれない夫にいら立ち、結婚生活6年で離婚となりました。

子供二人を抱えた私は、社員登用制度によりパートから社員に登用してもらい働く必要がありました。

息子は小学校4年生になっていたので、あと少しで中学生ということを考えてもこれからお金がかかること、生活費をすべて自分で賄わなければならないことなどが主な理由でした。

幸いなことに、実家がすぐ近くにあり、いざという時には助けてもらえる環境にあるということが救いでしたが、バツ2である後ろめたさもあり、できるだけ自分の力でなんとかしようとがんばっていました。

仕事は楽しかったので必死で働き、家事や育児にも手を抜かないように毎日忙しくも充実した日々を送れつつありましたが、
その矢先、私は過労で倒れてしまいました。

原因は不明で、いろいろな検査をしましたがはっきりとした原因はわかりませんでした。

それからもたびたびめまいが起きて倒れてしまったり、朝起きることができない日がありました。

結局大きな病気ではなかったものの入院して様子を見ることになりました。思っていた以上に子供二人の人生を背負うことの重さを感じていたのだと思います。

それでも体調が戻ればがんばらないわけにはいきません。

がんばるしかありませんが、それが自分が選んだ人生でもあるので、子供二人が成人するまで、一生懸命生きていく姿を子供たちにも親にも見せていきたいと思っています。