離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。
特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。
そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。
専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで加古川市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。
離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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加古川市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、加古川市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
弁護士による離婚相談
市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。
相談日時:週2回程度
会場:生活安全課(市役所)
問合せ先:市民相談係
電話:079-427-9120
女性相談
家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。
相談日時:平日(9時~17時)
会場・問合せ先:家庭支援課(市役所本館)
電話:079-427-9293
DV相談
DV相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。
相談日時:平日(9時~17時)
問合せ先:加古川市配偶者暴力相談支援センター
電話:079-427-2928
人権相談
人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。
相談日時:週2回程度
会場:相談室(総合福祉会館内)
問合せ先:人権文化センター
電話:079-451-5030
人権文化センターの相談室では月~土曜日(9時~21時、土曜日は17時まで)に相談を実施しています。
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民課(戸籍調査係)
電話:079-427-9186
各市民センター(加古川・加古川北・野口・平岡・尾上・別府・加古川西・両荘・志方・東加古川)にも届け出ができます。
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:医療助成年金課(国民年金係)
電話:079-427-9193
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
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年金事務所
年金の手続きや相談は、加古川年金事務所までお問い合わせください。
所在地:加古川市加古川町北在家2602
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:079-427-4740
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:国民健康保険課(保険料係)
電話:079-427-9229
加古川市のひとり親家庭の支援
◯家庭支援課(手当給付係)
・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・JR通勤定期券の割引
電話:079-427-9212
◯医療助成年金課(医療助成係)
・母子(父子)家庭等医療費助成制度
電話:079-427-9190
◯家庭支援課(家庭支援係)
・自立支援教育訓練給付金事業
・高等職業訓練促進給付金事業
・ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
電話:079-427-9293
加古川市役所※相談の日時や予約の確認は、加古川市役所ホームページをご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:加古川市加古川町北在家2000
代表:079-421-2000
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離婚エピソード:『旦那の暴力が原因で離婚』
街で声をかけられて、遊びに行くようになったのが彼との出会いでした。私は当時29歳で30歳までには結婚をしたいと考えていた事もあり、出会って3か月後に結婚をしました。
話が面白くて優しい彼だと思って結婚しましたが、結婚して一緒に住むようになってから私に対する態度が変わりました。
まず、給料を渡さないという事です。給料を渡してもらえないので生活費がありません。給料を渡してほしいとお願いすると、顔をいきなり殴られました。
その衝撃で前歯が折れてしまいました。もうこれ以上は言えないと思い、給料の事は何も言えなくなりました。仕方なく私がフルタイムでパートで稼いだお金で生活をしていました。
しかしパート代だけではどうしても食費が足りなくて、おかずの品数が減ってしまいます。旦那はそれも気に入らないようで、おかずが少ないと、俺を病気にさせる気かといってまた殴られてしまいました。
私は、旦那が怖くておびえる様になりました。両親には心配をかけたくなくてこの事を言えずにいました。それに結婚する時に大反対をされて、押し切って結婚している事もあって両親に話すのが悔しい思いもあったのです。
友人に全てを打ち明けました。するととても驚いてそれはDVだから、直ぐに別れた方が良いと言われてしまいました。確かに旦那は切れやすく、暴力はエスカレートしていっていました。
私も身の危険を感じる様になっていたので、世間体などもうどうでもよくなっていました。とにかく早く離婚しなければという気持ちで一杯でした。離婚話は揉めましたが、私がお金を払うという約束で何とか了承して貰えました。
離婚して貰えないと心配でしたが、既に旦那には愛人が出来ていましたので考えていたよりも早く離婚する事が出来ました。
結婚する時に、もっとじっくり付き合えば彼の本性を見抜けていたのかもしれません。また両親の言う事もきちんと聞いておけばよかったです。
次は慎重に結婚相手を選ぶつもりです。
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加古川市の離婚事情
加古川市の離婚件数の推移です。
平成元年:282組
平成5年:410組
平成10年:477組
平成15年:600組
平成20年:508組
平成25年:467組
平成26年:460組
平成27年:532組
なお平成28年の兵庫県の離婚件数:9302組、離婚率は1.71です。
全国の離婚率は:1.73となります。
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離婚エピソード:『シングルマザーの仕事の大変さ』
離婚、そしてシングルマザーになっちゃってから11年半……。
色々な仕事をしてきました。出産後3ヵ月で社会復帰。赤子を母に預けてです。出産間もないので母乳が仕事中に溢れるなんて日常茶飯事。母乳パット3枚入れて、タオルを入れて……。
それでも溢れる母乳との戦いでした。でも、子供の為、ミルク代オムツ代を稼がなければなりません。必死でした。
娘が幼稚園入園と同時に(何故幼稚園かというと長くなります)大手パチンコ店併設の食堂に就職。はじめは850円の時給で20万円稼ぐほどハードでした。
勿論娘にかまってやる時間も余裕も無く可哀想な思いをさせました。それからしばらくしてバイトリーダーに抜擢され、店の運営から在庫管理等すべてを任されるようになりました。
しかし、時給はあがりません。ただただこき使われる日々が4年半続きました。日曜日は年にたったの4回しか休めなかった時もあります。
唯一休めたのは、小学校の入学式、授業参観、運動会。これだけです。さすがの娘も幼いながらに我慢の限界だったのでしょう…。
ある日突然泣きながらこう言いました。[ほかの人は日曜日お休み出来るのに、なんでママだけできないの?]胸が張り裂ける思いでした。
そうだよね…おかしいよね?そこで辞めることにしたのです。そうしたら、私を採用した上司はこう言ったんです。[あなたを雇ったのは、シングルマザーだからよ。
シングルマザーは生活がかかってるから簡単にやめたりしないでしょう。]馬鹿にされたと思いました。
最後まで私を傷つけた職場でした。辞めてからは穴埋めをするかのごとく娘の為に生活しています。
実家なので幸い生活は何とかなっています。ただ一番成長を見たかったあの時間が帰ってこないことがざんねんでなりません。
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