『旭川市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで旭川市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

旭川市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、旭川市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:月4回程度

会場・問合せ先::市民相談センター

電話:0166-26-1998

ひとり親家庭などが対象の無料法律相談

ひとり親家庭の方、離婚前の方を対象に、養育費、面会交流、借金など離婚に関わる相談が可能です。予約時に詳細はお問合せ下さい。

相談日時:年6回程度。詳細は母子家庭等就業・自立支援センターHPをご確認ください。

会場:旭川市ときわ市民ホール

問合せ先:母子家庭等就業・自立支援センター

電話:0166-21-7181

女性相談

女性が抱える問題、DVについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(8時45分~175時15分)

問合せ先:女性相談室・配偶者暴力相談支援センター

電話:0166-25-6418

人権相談

法務局職員、人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(8時30分~17時15分)

会場・問合せ先:旭川地方法務局人権擁護課

電話:0166-38-1169

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課(戸籍担当)

電話:0166-25-6204

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:市民課(国民年金担当)

電話:0166-25-6306

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、旭川年金事務所までお問い合わせください。

所在地:旭川市宮下通2-1954-2

受付時間:平日:8時30分~17時15分

問合せ先の電話は、自動音声案内となります。

国民年金課:0166-27-1611※国民年金の諸届出・相談など。

お客様相談室:0166-72-5004・5005※年金給付に関する相談・請求・諸変更届出、年金記録問題対応の事実調査確認など。

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国民健康保険課(国保保険料係)

電話:0166-25-6247

旭川市のひとり親家庭の支援

◯子育て助成課

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成
・母子家庭等自立支援教育訓練給付金
・母子家庭等高等職業訓練促進給付金
・ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
・母子福祉資金等貸付金

電話:0166-25-6446

◯障害福祉課

・特別児童扶養手当

電話:0166-25-6476

旭川市役所※相談の日時や予約の確認は、旭川市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時45分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:旭川市6条通9丁目

代表:0166-26-1111

旭川市の離婚事情

旭川市の離婚件数の推移です。

平成元年:795組
平成5年:816組
平成10年:965組
平成15年:1126組
平成20年:組790
平成25年:731組
平成26年:723組
平成27年:769組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:3277世帯
平成17年:3865世帯
平成22年:3761世帯

離婚エピソード:『他人事だったはずの離婚』

ドラマや知人の離婚話はよく耳にしていました。
まさか自分が離婚を経験するとは思いませんでした。
元々は田舎に住んでいて都会にアパートを借りて同棲し、25歳の時に結婚しました。
その後すぐに子供を授かりました。
経済的には裕福ではありませんでしたが、節約にも協力的で
休日にはずどこかに連れて行ってくれる優しい人でした。
ただ、仕事が長続きしないことだけは不安に思っていました。
仕事を転々とし経済的にも安定しなかったため
私もアルバイトで家計を支えるようになりました。
ある日相談もなしに勝手に仕事を辞めてしまい、社宅を借りていたので
夜逃げのような形で引越しをしなければならなくなりました。
引越しの際にお金が足りなくなり、銀行のフリーローンで借金をしてしまいました。
引っ越してからはついに仕事をしなくなり、私が働き元夫が専業主夫になりました。
しばらくしてやっと新しい仕事に就いたのですが、単身赴任になってしまいました。
知り合いもいない見知らぬ土地で子供と2人頑張って生活を送りましたが
子供も寂しいだろうからと更に借金を増やし、元夫の所へ戻りました。
やっと普通の生活が送れると思ったのもつかの間、戻って間もなく
また仕事を辞め、今度は自営業をやると言いだしました。
反対しましたが私の意見を聞いてはくれませんでした。
風俗業に手を出し、ローンは限度額に達しました。
それでも子供の父親はこの人しかいないと思い、色々と手伝いました。
お店で働く女の子探しや従業員の管理など、子育てをしながら本当に頑張りました。
従業員の女の子の送迎は元夫が行っていました。
遠方から通勤している子がいて、時間がかかるから通勤費を出そうと提案したのですが
車じゃなきゃ嫌だと言うから自分が送迎すると言ってききません。
日に日に帰りが遅くなり、まさかと思い何も告げずにその女の子の家に行ってみたら
信じられない光景が目に入ってきました。
やはりそういう事だったのかと、その時はもう我慢しようとは思いませんでした。
荷物をまとめ子供を連れて実家に戻りました。
もっと早くこうすればよかったと後悔しました。
親権や借金のこともあったので弁護士さんに相談しました。
子供が小さかったので親権はほぼ母親である私に委ねられること、借金は財産ではないので名義が自分じゃなければ払わなくて良いとアドバイスをもらいました。
もう顔も見たくなかったので養育費、慰謝料の請求はせずに離婚届だけを郵送でやり取りしました。
離婚が成立してからはしばらく何もできずにいましたが
児童扶養手当や児童手当、ひとり親医療費の補助などもあり不自由なく生活を送ることができました。
ドラマのような泥沼離婚でしたが、今は幸せに暮らせています。