『函館市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで函館市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

函館市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、函館市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

◯本庁

相談日時:週2回程度

問合せ先:くらし安心課(市民相談担当)

電話:0138-21-3136

◯亀田支所

相談日時:月2回程度

問合せ先:亀田支所(管理担当)

電話:0138-45-5581

女性相談

夫婦、家族などの揉めごと、DVなどの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

受付時間:平日(8時45分~17時30分)

◯子育て支援課内(市役所)

電話:0138-21-3010

◯亀田福祉課内(亀田支所)

電話:0138-45-5481

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(8時30分~17時15分)

会場・問合せ先:函館地方法務局人権擁護課

電話:0138-23-9528

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:戸籍住民課(届出担当)

電話:0138-21-3173

また湯川支所(戸籍住民担当)、銭亀沢支所、亀田支所(戸籍住民担当)、戸井・恵山・椴法華・南茅部支所の市民福祉課も窓口となります。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課(年金担当)

電話:0138-21-3159

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、函館年金事務所までお問い合わせください。

所在地:函館市千代台町26-3

受付時間:平日:8時30分~17時15分

問合せ先の電話は、自動音声案内となります。

国民年金課:0138-56-1165※国民年金の諸届出・相談など。

お客様相談室:0138-82-8001・8002※年金給付に関する相談・請求・諸変更届出、年金記録問題対応の事実調査確認など。

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課(資格担当)

電話:0138-21-3150

函館市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課(母子児童担当)

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:0138-21-3267

◯障がい保健福祉課(相談支援担当)

・特別児童扶養手当

電話:0138-21-3302

函館市役所※相談の日時や予約の確認は、函館市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時45分~17時30分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:函館市東雲町4-13

代表:0138-21-3111

函館市の離婚事情

函館市の離婚件数の推移です。

平成元年:671組
平成5年:731組
平成10年:794組
平成15年:904組
平成20年:656組
平成25年:592組
平成26年:573組
平成27年:565組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:3238世帯
平成17年:3550世帯
平成22年:3149世帯

離婚エピソード:『選択肢の無かった離婚』

私が結婚したのは、23歳の時でした。

相手の方は17歳上で、当時の私には本当の大人の人で頼りになる優しい方だと思いました。親がいない私にとって、優しく接してくれて初めて愛情を貰えたように感じました。

お互い初婚同士で、なぜこんないい人が今まで結婚してなかったんだろうと少し疑問に思いましたが、籍を入れることにしました。

しかし、その疑問の答えは結婚してすぐにわかりました。まず籍を入れて一週間後に元主人が相談もなしに仕事を辞めて帰ってきました。

なぜかと聞いたら「お母さんが辞めていいって言ったから」と言われ唖然としました。

それからは毎日朝から晩まで1人で働いて、なんとか家計を支えましたが元主人は実家に毎日ご飯を食べに行き、夜寝に帰ってくるだけの生活で、仕事を見付ける素振りもありませんでした。

元義母からは毎日孫はまだかと1日中電話が鳴り止まず、仕事の合間に携帯を見ると着信の多さで電池が切れてることも良くありました。

ある日突然住んでいるマンションを今月中に解約するから出ていってくれと一方的に言われ、離婚届を差し出されました。なぜかと聞いたら「お母さんが離婚しろってさ」の一言でした。

籍を入れる前に挨拶に行った時は特に何も思いませんでしたが、いざ蓋を開けてみると私が稼いだお金は元義母と元主人に使い込まれ、貯金も何もありませんでした。

慰謝料等の話し合いも出来ず、心身ともに疲れ果てた状態で離婚届に判を押させられ身一つで追い出されて私の一年半の結婚生活は終わりました。

親類のいない私はいいカモだったのだと思います。子どもがいなかったのが何よりの救いだったと思います。

調停や裁判で揉めて長引く離婚もあれば、私のように選択肢もなく一瞬で終わる離婚もあるのだと知っていただきたくて書かさて頂きました。

その後知り合った方と結婚し、二人の息子にも恵まれて忙しくもありますが、前回の結婚生活での忙しさとは全く違い、今では幸せな結婚生活を送っています。